2015年7月14日15時45分
7年前から朝日新聞の長崎県内版で連載している「ナガサキノート」で紹介した被爆者の体験を、取材した記者と読者がたどるツアーが12日あった。被爆の実相を理解する手助けになればと朝日新聞長崎総局が催し、中学生から80歳まで14人が参加した。
ナガサキノートでは、被爆者の聞き書きを中心に、その被爆体験や戦後の生活などについての詳細を連載記事で紹介している。
この日は、岡田将平記者(34)が取材、執筆した6編の連載記事を元に、長崎市の爆心地から約500メートルのエリアを参加者と一緒にたどった。長崎原爆資料館に近い路面電車の浜口町電停のある場所には被爆時、「笹村薬局」があった。岡田記者は、昨年11月から今年1月にかけて記事で紹介した笹村球吾さんの一家が住んでいた、と説明した。
残り:657文字/本文:996文字
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!