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【千葉】

安保法案に反対の声「人間は人殺せない」 津田沼で市民活動

 他国を武力で守る集団的自衛権を使えるようにする安全保障関連法案に反対する街頭活動が十二日、習志野市のJR津田沼駅北口であった。約三十人の市民が道行く人に訴えた。

 法案に反対する同駅での街頭活動は、雨天の中、二十人弱が参加した八日に続いて二回目。戦争への危機感を感じ、街頭活動に初めて参加した習志野市の佐藤正文さん(80)は「人間は本質的に人を殺せない存在。人を殺したら自分も壊れてしまう」と指摘。「習志野は自衛隊が駐屯する街。(法案の行方を)誰よりも心配している自衛隊員とその家族に心を寄せたい」と話した。

 呼び掛け人で津田沼九条の会世話人の穴山孝さん(72)は「約二十五人がマイクを握り胸の内を語った。立ち上がった市民の声を国会に届けたい」と話した。

 (服部利崇)

 

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