安全保障関連法案に反対する集会が14日、東京・日比谷野外音楽堂であり、参加者は15日にも予定される衆院平和安全法制特別委員会での採決を前に「強行採決は許さない」などと訴えた。
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催。発表では約2万人が集まり、周辺は入場できなかった大勢の人であふれた。国会周辺へのデモもした。
小学2年と幼稚園の子どもがいる会社員、近松直子さん(26)は広島市から参加。「強行採決は許されない。普段は政治の話をしない友人の中にも不安に思っている人はたくさんいる」と話した。千葉県船橋市の岸本陽子さん(67)は「首相は選挙で勝ったからオッケーと思っているのだろうが、国民は白紙委任していない」と憤った。〔共同〕
強行採決