致命的脆弱性の発見でFirefoxがFlashを一時的にブロック中―Adobeのパッチをインストールすれば復活
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Hacking Teamの情報リークはAdobeにとって大きな打撃となった。このリークでインターネットに遍在する(そして遍在的に嫌われている)Flash Playerに致命的な脆弱性が2つあることが明らかになった。これに対してMozillaは一時的にFirefoxのFlashプラグインを無効化した。
Adobeは今日(米国時間7/14)、脆弱性を修正するパッチを当てたFlashを発表した。Firefoxのユーザーは(もしまたFashを表示したいなら)、このパッチをダウンロードし手動でFlashをアップデートする必要がある。〔日本語版:Chromeの場合、Flashプラグインは自動でアップデートされる〕
今回のパッチはHacking Teamのリーク関連で今週2度目となるFlash Playerへのパッチだ。.
BIG NEWS!! All versions of Flash are blocked by default in Firefox as of now. https://t.co/4SjVoqKPrR #tech #infosec pic.twitter.com/VRws3L0CBW
— Mark Schmidt (@MarkSchmidty) July 14, 2015
最近はAdobe自身がFlashを嫌っているのは公然の秘密だ。Flashはウェブの黎明時代にはそれなりの役割を果たしたが、HTML5その他のウェブ標準が整備されるにつれて、デベロッパーは非効率でセキュリティー上の問題を抱えるFlashプラグインに次第に頼らなくなっている。GoogleのYouTubeはすでにFlashではなくHTML5を標準として採用しているし、Chromeはウェブページ中で重要性の低いFlashコンテンツの自動再生をブロックするようになった。
Facebookの最高セキュリティー責任者のAlex Stamosが数日前に言ったように、ウェブはFlashがないほうがなにかと面倒がなくてすむ。AdobeはそろそろFlashを終了させる時期を決めた方がいいだろう。
It is time for Adobe to announce the end-of-life date for Flash and to ask the browsers to set killbits on the same day.
— Alex Stamos (@alexstamos) July 12, 2015
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(翻訳:滑川海彦@Facebook <A href="https://plus.googl