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斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

私はあなたの母親じゃない

この記事は個人的なやり取りを書いたものです。さらに一般向けではないので、お好きな人だけどうぞ。 

母がしんどい

母がしんどい

 

※親目線で読んでも面白い本です。

 

いつものようにエゴ・サーチをしていたら、こんな言及をされているのを見かけました。

誹謗中傷とか通報しますって安易に言っちゃダメだよ - 散るろぐ(リンク先は後述の事情によりGoogleキャッシュ。7/9の記事)

トピ主さん

トピ主さんって知ってる? あのなまはげのアイコンのひとだよ。ずいぶん人気だから、まえからチェックはしてたんだ。

彼女のこと、みんな怖がってるみたいだけど、僕はぜんぜん怖くないよ。本当だよ。

書いてることも、ごくふつうじゃないかな。みんな見てるから、僕も読むんだけど、さっぱり良さがわからない。PTAの回覧文みたいで眠くならない?

相談コーナーも、ふーんって感じ。お姑さんと仲良くないお嫁さんからの質問にさ、「我慢するか別居するかの二択です」とか。それ本人もわかってるっぽいよ。

これがちきりんだったら「子供を連れてインドへ行く!」みたいな奇想天外な物語になるし、夫婦仲がわるければ「パジャマを買い替える!」とかってなる。

いや、ならないかもしれないけどさ。それくらい自由であってもいいんじゃないかな。

色々とよく分からないところがあったのですが、どうやら、7/7の自分が書いた以下の記事において、とあるユーザーがスパム行為をしているのではないかと、株式会社はてなに自分が問い合わせしたことについて、それはネットの自由なところを奪うものだと批判をしつつ、自分のこと自体も合わせてくさしているようでした。

※批判されているのは恐らくこの記事の内容です。自分は4/25から1getブクマされ続けてきて、2ヶ月ちょっと注視した上での判断なので特に安易に問い合わせしたわけじゃないのですが。1getを取る喜びを人から奪うなんて酷い!

とりあえず、自分のハンドルネームはトピ主ではないし、これだとエゴサーチの手間が増えて面倒なので、

自分の名前はトピ主ではありません。トピシュもしくは斗比主閲子です。

名前が間違っていることをこのようにコメント欄で伝えたところ、その後、上の箇所がバッサリ削除された上で、ご本人からこんなコメントがありました。 

誹謗中傷とか通報しますって安易に言っちゃダメだよ - 散るろぐ(こちらはキャッシュではありません。同じく7/9の記事)

トピシュさん、こんにちは!
お名前をまちがえるなんて、本当に失礼しました(´;ω;`)
しかしいろんなブログをチェックされているのですね。コメント頂けて恐縮してしまいます。
こちらのエントリは、僕の体調がすぐれないときに書いたもので、ひどく頓珍漢な内容になっていましたので、おかしなところはバッサリ消してしまいました。
やはり、風邪を引いて具合が悪いときなどは、休養が必要だと痛感した次第です。
先日のはてな決算の記事、興味深く拝読いたしました。数字から読み解く切り口は、トピシュさんならではではないでしょうか。はてなはflickerに素材をもっと提供すべきというところにめちゃくちゃ共感しました!
Facebookページの方はどうですか?
あいにく僕はFacebookが苦手で読めていないのですが、トピシュさんの鋭い考察は、彼らを唸らせていると思います。

ちょっと過呼吸気味でとりとめもなく、書いてしまいました。非礼のほどどうかご容赦くださいませ。ご指摘感謝です。

またブログの更新、楽しみにしています☆★☆★☆

これもよく分からないところばかりでした。先ほどの引用箇所と打って変わって、褒め殺しです。

こんなに簡単に手のひら返しをすることについて、軽い人だという印象を受けたものの、それでも、どうしてこういう文章を書くのかよく分からなかったので、この記事のはてなブックマークコメントを確認しました。どうやら、この方は、少し毒の効いた文章を言いたい放題書く人なようです。

はてなブックマーク - 誹謗中傷とか通報しますって安易に言っちゃダメだよ - 散るろぐ

また、直近では、こんな記事を書いています。

そのものズバリ!ブログのアクセスダウン術 - 散るろぐ(7/10の記事)

特定ユーザの批判

検索には関係ないと思うけど、ソーシャルではよくなさそう。トラブルの処理が面倒だから弾かれるっぽい。 

炎上とは真実。燃えたページを鎮火する方法 - 散るろぐ(7/14の記事)

でも、ちょっとフォローが必要かなって思ったときは、謝ってもいい。ただし冷静なアイコン限定だけどね。罵声をあびせてくるアイコンはダメだよ。いくら言っても話が通じないからね。

落ち着いたら、批判のコメントをひと通りチェックしてみよう。すると、ひとつくらいは、まともなことを言ってるアイコンが見つかるから、そこに謝ればオッケー。

ひとは誰だって間違うんだよ。だから間違いをゆるせないひとは機械なんだ。機械と話す必要はないからね。

7/10の記事は、自分が名前の指摘をする前に書かれていたものです。とりあえず、意図的に特定ユーザーを批判していて、何かやらかしたらやらかしたでやり方はどうにせよ謝っておけば許される、許さない相手は機械と考えていることも理解しました。

軽く謝る人であることは分かったのですが、相変わらず、どうして最初に書いたようなコメントをしたのか理解できなかったので、この人の悪意の源泉がどこにあるのか、プロフィール欄を確認したり、過去のブログを読んでみたりすることにしました。

 

よく分からなかったところ

具体的に自分がよく分からなかったところを書き出していきます。

彼女のこと、みんな怖がってるみたいだけど、僕はぜんぜん怖くないよ。本当だよ。

なぜ、わざわざ怖がっていないと書くのか。

書いてることも、ごくふつうじゃないかな。みんな見てるから、僕も読むんだけど、さっぱり良さがわからない。PTAの回覧文みたいで眠くならない?

読んだことはあるみたいだけど、自分の文章をPTAの回覧文と評価するのは不思議だと思いました。自分のブログの読者の方には現役のPTA役員の方が多数いらっしゃると思いますが、PTAの回覧文で自分のような文章を見かけることはまずないと思います。

相談コーナーも、ふーんって感じ。お姑さんと仲良くないお嫁さんからの質問にさ、「我慢するか別居するかの二択です」とか。それ本人もわかってるっぽいよ。

これは、以下の記事だと思いますが、事情も回答も、もう少し複雑だし、相談された方は自分でも分かっていることを確認できたことに価値を感じられているようでした。

(以下は、相談者さんのコメントの抜粋)

そうなんですよね…やっぱり距離ですよね。そう言って頂けて良かったです。避けて通っていいんだなと安心しました。こういう相談をすると、倫理的な正論で責められることが何回かあったので…特にこの箇所は癒されました(笑)

これを、かなり雑な受け取り方をしているようなので、この記事がご本人の琴線のどこかに触れるものがあったのでしょうね。

また、コメント欄の返信についても、

しかしいろんなブログをチェックされているのですね。コメント頂けて恐縮してしまいます。

自分が頻繁にエゴサーチをしていることをよく知らないようだし、

※こんな記事に書いています。後は、エゴサーチでこのブログのブログ内検索をすればざくざく表示されます。

さらに、

やはり、風邪を引いて具合が悪いときなどは、休養が必要だと痛感した次第です。

自分には関係ない、特に興味が無いご自身の体調の話をしてくるし、

先日のはてな決算の記事、興味深く拝読いたしました。数字から読み解く切り口は、トピシュさんならではではないでしょうか。はてなはflickerに素材をもっと提供すべきというところにめちゃくちゃ共感しました!

本当に直近の記事だけとりあえず読んできた感をアピールして、

Facebookページの方はどうですか?
あいにく僕はFacebookが苦手で読めていないのですが、トピシュさんの鋭い考察は、彼らを唸らせていると思います。

これも直近の記事でFacebookページを開設したことについて逆質問をしてきたりしています。謝っているようだけれど、こちら側に凄く依存している印象を受けました。読み手に甘えた文章です。あなたの体調なんてこちらの知ったことではない。

上記をまとめると、どうして自分の文章をPTAの回覧文のようなものと認識したのか、姑との同居についてのアドバイスのどこが琴線に触れたのか、どうして自分に甘えてくるのかがよく分からなかったということです。

 

公開されているプロフィールや発言

まず、公開されているプロフィール通りであれば今年40歳。ご両親はご自身が10歳の時に離婚していて、今はお母様と同居されているようです。他の家族としては、結婚して子どもがいる、1つ年上?のお姉さんがいる。年上の女性に囲まれて過ごしてきた。

チルドさんのプロフィール - はてな

1975年山梨県生まれ。両親の離婚を期に1985年福岡県転居。

(中略)

職業はライター。副業の会社員で生計を立てている。実家暮らしで結婚歴はなく年収は300万円前後。銀行に1200万(円)の資産を保有。

はてなダイアリーで2009年から日記を書かれているようで、それを一通り読んだ限りは、母親像については何か思うところがあるようです。

ホットエントリー - cild.village(2009年の記事)

私は、以前からそのブログを知っていた、とか、ホットエントリーしたことが妬ましい、というような低俗な感情を抱いているのではない。

ただ、ひとこと言っておきたいのは、彼が、中流階級のボンボンだということである。

母親は彼を溺愛しているが、子供との良識的な間合いも同時に心得えた知的な女性である。庭に面したリビングのカーテンは、風が吹くと小粋にひるがえり初夏にしては暖かい春の日差しを室内に送り込んでいる。 

未婚率の増加は母親に起因する - cild.village(2010年の記事)

昨今の未婚率増加には、明確なひとつの原因があった。

それは愚かな母親の存在である。彼女たちは、共同生活のマイナス面と人との対等な関係性を軽視する傾向がある。彼女たちは、共同生活において、他人を尊重し対等な関係性を築くという初歩的な規範をまったく理解していない、もしくは理解する必要もなく婚姻に至ってしまったからだ。

そして、ブログの書き手としてはちきりんさんが好きで天使と称していて結婚したいみたい。ちなみに、ちきりんさんは今年51歳?で、元マッキンゼー出身の独身女性です。

ちきりんは最初から「そんじゃーね」って言ってなかった - 散るろぐ(2014年の記事)

僕は、ずっと前から彼女のブログが大好きなんだ。もしも彼女に結婚したいって言われたら、そうしてもいいと思ってるくらい。

自分が求婚するのではなく、あくまで受け身という姿勢。

また、はてなを利用している女性に対しても特別な思い入れがあるようです。

はてな女子限界説。彼女たちは10年後絶滅している - 散るろぐ(2014年の記事)

「そこで問題になるのが、はてな女子です。彼女たちは教養ある大人の女性です。知的な文章で日常を綴り、正しい日本語で良書を紹介します。音楽は聴きますが、ゲームはしません。グーグルポリシーを真面目に守り、きちんとした礼儀で読者を集めます。はてな界隈で似たようなフォロワーと絡み、着々とスターやブックマークを収集します。

しかし、働く女性が本を買うでしょうか。育児をしている女性が読書をするでしょうか。そんなヒマがあると思いますか?

(中略)

有効な検索流入で収益を上げているのは、ファッションブランドや流行のコスメでしょう。残念ながら、はてな女子がファッションやコスメに強いとは思えません。それは中身ではなく外見を飾るものですから。つまりはてな女子の趣味と興味は、ネット商材と致命的にミスマッチなんですよ」


そして、はてな女子はブログに限界を感じ始めている、と千原氏は言う。「学生時代から優等生で通してきた彼女たちに、グーグルの奔放な振る舞いはあまりにも理不尽です。お笑いやアニヲタを見下していても、現実的なPVを見過ごせる度量はありません。その二律背反が彼女たちを苦しめるのです」

自分の見る限りでは、育児をしている女性で本を読んでいる人はいます。はてなでもコスメに詳しい人はいます(ぱっと思い浮かぶのはid:yz_sさん。@コスメのレビューをどうぞ)。たぶん、これは、観測範囲の問題。この記事自体は、自分向けに書いた記事ではないのでしょうが、自分はお笑いやアニメ好きをくさしたことはありません。 

ちなみに、自分が大好きなブログの書き手に、腐女子のオタクな女医さんがいます。

コウノドリの記事でも紹介しましたね。ほとんどの記事で妄想全開の自作絵を投稿されている。

 

これらから考えられること

独身男性のようですし、PTAの回覧文云々というのは、実際PTAの回覧文をこの人自身は読んだことはなく、あくまでイメージで語っていると思われます。教育ママ的なものをイメージしている。

また、ご自身が同居していることから、例のアドバイスについては、自分に対して言われているもののように受け取ったのかもしれません。"「我慢するか別居するかの二択です」とか。それ本人もわかってるっぽいよ。"というのは、多分、ご自身が母親の元から離れないといけないのは分かっているということ。元記事の、相談者さんの置かれている状況についてはどうでもいい。

そして、こちらに甘えている姿勢というのは、たぶん、自分を母親のように見ているのかなと思いました。相手が女性と見ると気になってしまう。でも、あくまでスタンスは受け身で、一人一人個別の人間には見えていない。母親像を広く女性に当てはめる。そして、甘える。もしかしたら、お母様は育児をしながら本を読んで来なかったのかもしれません。ちきりんさんに見出しているのは、本を読む、頼りになる母親像のようなものでしょうか。

もちろん、これら全て推測ですけどね。ただ、自分の中では納得はできました。ご馳走様です。

 

締め

自分は、アイコン含めて別に怖がってもらいたいわけじゃなく、一般向けではないということをご理解頂くものとして設定しています。このブログの想定読者は、「性格が悪いことを自覚しているけれど、その性格の悪さを普段の生活ではつまびらかにできず、日々モヤモヤしがちな人」で、大体1000人ぐらいをイメージしています。自分の文章のターゲット層でない方が、自分の文章をつまらないと感じることは特に気になりません。

ただ、以前から書いている通り、特に思いのこもった悪意には興味を持ちます。悪意のある文章には、ご本人の何かが分泌されているもので、そういうものを読んで、どうしてそういう発言をするのかを考えのが楽しい。発言小町だと固定ハンドルネームがあまり機能しないので、悪意の源泉を探りにくいんですよね。コテハンがあるのは本当に便利。発言をいつまでも追える。

これまで、自分に対してご自身の母親像を重ね合わせて好意や嫌悪感を覚えている人は4人は確認しているので、特に、母親らしいことを書いているつもりもないのですが(性別を設定する必要のない文章を心がけています。)、そういう人の琴線に触れる何かが自分の文章にはあるようです。

とにもかくにも、こういう思いのこもった文章を読むのは大好きなので、次からはもう少しエゴサーチで見つかりやすい形でやって頂けると助かります。idコールも大歓迎です。

自分もこのように自由で、心温まるやりとりができるインターネットとブログ文化を愛しています。ご本人が仰るとおり、すぐに名誉毀損だなんてつまらないですよね。

 

関連記事

PTA絡みで、今年PTAについて書いた記事を紹介しておきます。現行のPTAの体制については批判的であり、日Pの会長の発言にツッコミを入れていたりするので、このような文章がPTAの回覧文など公開文書で読めるようになっているとすれば、たぶん日本のPTAの3割は任意加入になっているはずです。 

 

後は、比較的軽めの、それなりに面白いという評価を頂いた記事も紹介しておきます。

先日テレビ放映されたおおかみこどもについて発言小町シミュレーションをしたもの。ブックマークコメントで、「花は発言小町でなんて相談しない!」という人がいらっしゃって、世の中は広いなと思いました。

炎上しにくい結婚論や育児論の書き方をアドバイスしたものです。

嫌がらせをする時は、広い心と相手への愛を持つように心がけたいという話。

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