ニュース詳細
マニフェストで選挙に関心を 高校で授業7月14日 20時00分
選挙の際に候補者が発表する政権公約=マニフェストへの関心を高めてもらおうと、さいたま市内の高校で、マニフェストを活用して選挙の模擬投票を行う授業が行われました。
この授業は、早稲田大学マニフェスト研究所がさいたま市にあるクラーク記念国際高校さいたまキャンパスと協力して開いたもので、公職選挙法の改正で、来年、選挙権が得られる高校3年生など、およそ30人が参加しました。
授業では、マニフェストが用意され、まず、生徒たちに、福祉や教育など、投票の際に重視する政策テーマについて考えてもらう時間を設けました。
このあと、実際に誰に投票するのかを決めるため、グループに分かれて、それぞれの候補者のマニフェストに盛りこまれた政策の違いなどを議論しました。
女子生徒の1人は「マニフェストを見ていると、若者に関係のある政策が少なく、何を基準に選んでいいのか悩みました」と話していました。
早稲田大学マニフェスト研究所は、マニフェストの活用を進めるため、ことし4月の統一地方選挙から、候補者が簡単にマニフェストを作成できる共通のフォーマットを作成し、インターネット上で公開する取り組みを進めています。
早稲田大学マニフェスト研究所の青木佑一さんは「若い人たちにマニフェストに触れてもらうことで、若者の投票率の低下に歯止めをかけるとともに、政策本位の選挙が実現できる環境を整えていきたい」と話していました。
授業では、マニフェストが用意され、まず、生徒たちに、福祉や教育など、投票の際に重視する政策テーマについて考えてもらう時間を設けました。
このあと、実際に誰に投票するのかを決めるため、グループに分かれて、それぞれの候補者のマニフェストに盛りこまれた政策の違いなどを議論しました。
女子生徒の1人は「マニフェストを見ていると、若者に関係のある政策が少なく、何を基準に選んでいいのか悩みました」と話していました。
早稲田大学マニフェスト研究所は、マニフェストの活用を進めるため、ことし4月の統一地方選挙から、候補者が簡単にマニフェストを作成できる共通のフォーマットを作成し、インターネット上で公開する取り組みを進めています。
早稲田大学マニフェスト研究所の青木佑一さんは「若い人たちにマニフェストに触れてもらうことで、若者の投票率の低下に歯止めをかけるとともに、政策本位の選挙が実現できる環境を整えていきたい」と話していました。