ボイスドラマを作る


東方ボイスドラマの企画者やこれから東方ボイスドラマを作ろうと考えている人、
東方ボイスドラマの出演者やこれから東方ボイスドラマに出演しようと考えている人向け。

東方のボイスドラマというだけで迷惑行為の標的にされる可能性があるため、どうしても作りたい・出演したいという場合は事前に周到な準備と覚悟が必要となる。

東方ボイスドラマ企画者の場合


  • インターネット上で出演者を募集した段階で迷惑行為を行う者達に監視されている。また、応募しただけで個人情報を特定され付き纏われてしまう人もいる。そのため、募集要項で事前に誹謗中傷や迷惑行為を行われること、サイバーストーカーの被害に遭うことをしっかりと説明する配慮が必要である。出演者をクローズドな場所で募集するか、知り合いを頼るか、金銭を支払い同人・プロの声優に依頼するという方法もあるが、出演者の音声をMAD動画に使われる可能性が無くなるわけではない。

  • ボイスドラマにイラストを使用する場合、イラストがMAD動画に使用される可能性があり、募集や依頼をする場合にしっかりと説明をしておかないと、何も知らずにイラストを描いた人に迷惑がかかる。この場合、イラストを全く使用しないか、企画者が自前で描くか、MAD動画に使用されても構わないという人を探す必要がある。フリーのアイコンやイラストを使用したボイスドラマも存在するが、そられの絵も無断加工されてMAD動画にされているため、作者に迷惑をかけたくない場合は使用を避けるべきである。

  • ボイスドラマに「MikuMikuDance(MMD)」という3DCGツールを使用する場合、「nya式霊夢」、「モンテコア式霊夢」などの特定の3DCGモデルは、MAD動画で頻繁に使用されており、動画で迷惑行為が行われるため、できるだけ使用は避ける。3DCGモデルの作者に迷惑をかけたくない場合も同様。

  • ボイスドラマの公開範囲を身内だけが見ることができる場所にすることで、ボイスドラマへの迷惑行為を回避することができる。

東方ボイスドラマに声優として出演する場合


  • 東方のボイスドラマに応募しただけ、出演したというだけでサイバーストーカーの標的になる可能性があるが、演技力が高くない、声に特徴があるということを理由に誹謗中傷や迷惑行為の対象になる可能性は更に高くなる。そのため、どうしてもボイスドラマに参加したい場合は、MAD動画にされることを覚悟した上で応募する必要がある。別名義・別アカウントで参加するか、ボイスチェンジャーを使用するなどしていくらか被害を減らすことはできる可能性はあるが、絶対に自分の声をMAD動画に使用されたくない場合は応募をやめたほうよいだろう。また、一人の出演者が標的となることで周りの出演者にも迷惑行為やストーカーの被害が及ぶことがある。他の出演者に迷惑をかけたくないという場合も応募の段階でやめたほうがよい。

  • SNSを使用している場合は、個人情報を守るために非公開にしておく。ボイスドラマに参加する前に、過去にやっていたホームページやブログなどは削除しておく。

  • ボイスドラマに出演した後に、声をかけて近寄ってくる者がいるが、まずストーカーなので相手にしないこと。プライベートチャットを求められても断ること。会ったこともないインターネットでしか知らない人にはどんな些細なことも話してはいけない。

  • サイバーストーカーから逃れるために別のアカウントを作成し、ハンドルネームを変えて活動をしても、声の特徴から見つかってしまう。MAD動画を作成されるなどの被害があった場合は、ほとぼりが冷めるまで数年間は活動を控えた方が安全だろう。ただし、活動をしていなくてもMAD動画は作られ続けるので、色々と抑え込んでストレスを抱えるよりもサイバーストーカーを無視して自由に活動をして発散させるのもひとつの手段である。

  • MAD動画にされてしまった場合、自ら削除を申請するか、企画者と相談し削除してもらうようにする。しかし、現実は削除してもすぐに再アップロードされてしまうため、いたちごっこを続ける覚悟がいる。