| 作品 |
| わさび |
| 由美子の賑やかで忙しい一日 | |
| この作品を読む前に、E=mC^2のサイト内の小説を一通りお読みになられることをお勧めします。(作者より) | |
| 悪ノリ | |
| 由美子の賑やかで忙しい一日 | |
| 糸きり人・シザー 「人形の館」 | |
| ここではない、どこかの世界。人の心を操り惑わせる輩を切る、その男の名は―――。 | |
| 異世界ファンタジー・魔物・魔法など | |
| 糸きり人・シザー 「人形の館」 | |
| ジュエルエンジェル | |
| 異次元からの侵略者・ディスタリオン。 それに立ち向かう、宝石の加護を受けた十二の女戦士たち。 しかし、そんな彼女たちに魔の手が・・・ | |
| ヒーロー物・洗脳・薬 | |
| 第一話 | 「ザイバが・・・負けたか」 地の底から響くような太く低い声の主はそうつぶやくと、肩肘をついた。 「ジュエルエンジェル・・・か。侮れんやつらだ」 瞬き一つせず、彼女たちを凝視し続けるその者は人間ではなかった。 |
| 第二話 | 「じいさんよお、それなりの結果は出せたんだろうなあ?」 ボッグがニタニタと笑いながら尋ねる。 「ひひひ・・」 余裕の笑みを浮かべるゲルバを見て、ボッグは笑みを消した。 「ずいぶん余裕じゃねえか、じじい」 |
| 第三話 | 小さな花屋の店先で、女性が鉢植えの位置を調整している。 「いらっしゃいませ」 艶かな、腰まで届きそうな髪。 サファイアの加護を受けた戦士ジュエルランサーの普段の姿である。 |
| 第四話 | きらびやかな街灯りの中、誰もが一日の終わりにホッと一息を尽き、笑顔を見せている。 その人波の中を、変身を解いたランサーこと瀬戸川奈津子は歩いていた。 (ゲルバ様は・・・ああ言われたが・・・) (やはり、みんなが幸せそうな顔をしていると私は嬉しい―――。生きる価値がないなどとは、到底思えない) |
| 第五話 | 「ゲルバ様、次は誰を堕とす御予定ですか?」 「なに、そうあせることもない。趣向を凝らしてじっくり楽しむつもりじゃよ」 「まあ、うふふふ。ゲルバ様ったら」 「お戯れが好きですね・・・ふふっ」 |
| 第六話 | 公衆トイレに入り、用を足そうとした男は、目を見開いたまま硬直した。 いずれも年若い女の子が個室から飛び出てきたのだ。 |
| 第七話 | 扉が軋む音にゲルバは目を通していた書物から顔を上げる。 足音とともに陽気な鼻歌が聞え、やがて本棚と薬品棚の通路から一人の男が顔をのぞかせた。 |
| 第八話 | 目覚まし時計が鳴った瞬間、反射的に手が伸びてスイッチをオフにする。 夕は勢いをつけて起き上がると、網戸にした窓から流れる朝の程よく冷えた空気を胸いっぱいに吸い込んだ。 |
| 第九話 |
けたたましい音をたて、扉が開く。 「まったく、最近は千客万来じゃな」 「じじい・・・てめえぇぇ―――っ!!」 |
| 第十話 |
「あ〜、めんどくせ〜・・・・・・楽しいけど、死ぬほどめんどくせ〜」 支離滅裂な言葉をこぼしながら、ドリーパはカタカタとパソコンのような機器にデータを打ち込んでいく。 |
| 第十一話 |
胸をくすぐられる、こそばゆい感覚でボッグは目を覚ました。 目の前で黒色の三角帽子が上下に揺れ動いている。 「ちゅ・・・。あ、ボッグ様おはよー!」 |