「ダンスは体の一部」剛力彩芽　新曲「相合傘」９月２日リリース

　女優で歌手の剛力彩芽（２２）が９月２日に４作目のニューシングル「相合傘」を発売する。新曲は１２月に開催される第３回「全国小・中学校　リズムダンス　ふれあいコンクール」の規定曲にも決定。「ダンスは体の一部」と言い切る剛力が、歌に込めた思いやダンスの魅力を熱く語った。

　新曲は片思いの彼との“相合傘”を夢見る女の子の気持ちがテーマ。「私も恋人ができたらあこがれる。歌っているうちに、こういう気持ちは皆に体験してほしいと思った」と話す。

　剛力といえば“プロペラダンス”をはじめとしたユニークな振り付けも毎回注目の的だ。今回も今月末から始まる新曲予約会のイベントまでに完成させる予定で「皆で踊れる部分をどこかに入れたい」と意気込む。

　２０１３年に歌手デビューし、今年４月にはファーストアルバム「剛力彩芽」も発売。「アルバムを出すと、また新たなスタートだなと感じる。聴いた人に『剛力彩芽、成長してるな』と伝わればうれしい」と期待する。

　中学校のダンス必修化を受けて始まった同コンクールは、１２月２６、２７日に東京・赤坂ＢＬＩＴＺで開催予定。「クラスや学校単位で一つになる場で、私の曲をどんな感じで踊るのか楽しみ。すごく見たい」と観戦にも前向きだ。

　５歳からダンスを習い「中学生まですごい人見知りだった。でもダンスと出会い、言葉を発するより自分を見てもらうことで表現するのが好きと分かった。お芝居も好きだけど、私の根底にあるのはダンス」と思い入れは深い。

　ダンスが苦手という子どもたちにも「うまい子についていかなきゃとか、義務的になったら好きじゃなくなる。ダンスに正解、不正解はない。何でもありだと思う。一緒に楽しんで」とエールを送った。　（関龍市朗）

＜剛力彩芽（ごうりき・あやめ）＞　１９９２（平成４）年８月２７日生まれ。神奈川県出身。０２年の第８回全日本国民的美少女コンテストに出場後に芸能界デビュー。１３年に「友達より大事な人」で歌手デビュー。今年４月にはデビューからの全シングルを収録したアルバム「剛力彩芽」を発売した。１３年のフジテレビ系月９ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」で主演するなど、女優やモデルなど幅広く活躍中。