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【プロ野球】

高木勇 3イニング5失点KO 26歳誕生日飾れず4連敗

2015年7月14日 紙面から

◇DeNA7−4巨人

1回裏無死、梶谷(右)に先制ソロを許した高木勇(戸田泰雅撮影)

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 高木勇が26歳の誕生日に、いきなりつまずいた。立ち上がりに先頭打者から2者連続で被弾。どちらもスライダーとカットボールの中間のような独特の変化球を、右中間席にたたき込まれた。「打ったバッターがすごいということ。狙われていたかは分からない」。両手を腰に当て、ぼうぜんと立ち尽くした。

 その後も立ち直れず、2、3回も失点を重ねた。3イニングを8安打5失点で自己ワースト失点、おまけに最短ノックアウト。原監督は「メカニックが悪かった。(ボールが)全部、真ん中に集まってきていた」と投球フォームのズレに原因を求めた。

 5月24日に6勝目を挙げてから勝ち星がなく、自身4連敗で6敗目。斎藤投手コーチは「どんどん悪くなっている。相手は慣れてくるころだし、疲れももちろんあるだろう」と心配そうに話す。

 「誕生日ということもあって、いつも以上に応援してもらったのに、結果で応えられなくて悔しい」と歯がみした新人右腕。プロとして初めて迎えた記念日に、現在ぶち当たっている壁の高さをあらためて思い知らされた。 (小林孝一郎)

 

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