下村文科相、明言 新国立改修費1046億円「国が払う」

2015年7月14日14時24分  スポーツ報知

 総工費が当初より約900億円増え、2520億円になった新国立競技場について、14日に参院の内閣、文教科学両委員会の連合審査会で集中審議が行われた。下村博文文科相は、完成後、50年間で必要とされる1046億円の改修費について、「国が払う」と明言した。

 質問に立った民主党・蓮舫参院議員が、「修繕費を入れて、年間20億円の赤字になる」と問うと、下村文科相は「50年後となると、費用は変化する可能性もある」とし、「民間企業のように毎年積み立てていくのではなく、予算措置として財源を確保する」などと述べた。

 これに対し、蓮舫氏が「誰が払うんですか」と質問すると、下村文科相は「国が払うことなる」と答えた。

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