休場の横綱・日馬富士、1か月の安静と加療が必要「ちゃんと治して頑張る」

2015年7月13日12時39分  スポーツ報知
  • 右肘の副じん帯損傷で1か月の安静と加療が必要となった日馬富士

 大相撲の西横綱・日馬富士(31)=伊勢ケ浜=が、名古屋場所2日目の13日、「右肘外側側副じん帯損傷により1か月の安静、加療を要する」との診断書を日本相撲協会に提出し、休場することになった。2日目の栃ノ心戦は不戦敗となる。

 日馬富士は初日の小結・妙義龍(28)=境川=戦で上手投げを打った際、右肘から土俵に落ちて強打。取組後はアイシングをしながらも「大丈夫」と強調していたが13日の朝は稽古を休み、名古屋市内の病院へ向かっていた。午後0時15分頃に名古屋市瑞穂区の部屋宿舎に戻り、取材に対応した日馬富士は「靱帯(を痛めたの)と捻挫。ちゃんと治して頑張る。名古屋のファンの皆様に申し訳ない」と話した。

 負傷した右肘は夏場所終了後の5月26日に手術。7センチほど切開し、約3時間かけて10個もの骨棘(こっきょく)や遊離軟骨などを除去していた。名古屋入りした6月末からは本格的な稽古を再開。だが万全な状況とは言えず「手術して筋肉が硬くなって伸びないのに、無理やり伸ばしちゃった」と説明した。

 日馬富士の休場は昨年秋場所以来5回目で12年九州場所の横綱昇進後では3回目。これで13年九州場所以来10場所連続で優勝を逃すことが確実になった。

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