政府は14日、国家公務員を対象に勤務時間を1~2時間前倒しする朝型勤務「ゆう活」に関し、1日の導入初日の状況を発表した。約4万人の中央省庁職員の半分を超える約2万3000人が早朝に出勤したが、定時の午後4時15分か同5時15分に退庁した職員は約65%だった。
約4万人のうち、午後8時以降まで残業した職員数は6月24日時点で1万2000人だったが、7月1日では5千人まで減少した。
ゆう活は7~8月、早朝に出勤して原則として定時退庁し、夕方以降を家事や趣味、自己研さんなど有意義に過ごす取り組み。内閣人事局は「定時退庁の割合を高めるには職場の業務改革を進めていく必要がある」としている。
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