ircサーバのソフトウェアはいろいろありますが、設定が簡単そうなngircdでircサーバを構築します。SSL対応の記事は
こちら。
チャットはシステム開発でもコミュニケーションツールとして有効です。
特に試験工程では、進捗だったり、故障の共有だったり、サーバ再起動の交渉などで利用できます。
環境はこんな感じです。
host名:ngircd.local.localdomain.com
IPアドレス:192.168.0.32
OS:CentOS 5.8 64bit
では、さっそく構築します。
yumでインストールします。
デフォルトのリポジトリにはありません。
リポジトリ(epel)の追加をします。
64bit版をダウンロードします。
ダウンロードしたrpmをインストールします。
yumでインストールします。
設定ファイルを編集します。
編集箇所は以下のとおりです。
pidファイルの格納ディレクトリを設定します。
hostsファイルを編集します。
ngircdを起動します。
ircクライアントから接続します。
Windowsのircクライアントであれば、CHOCOAやLimeChatがお薦めです。
CHOCOAは使用期限を2013年3月31日です。(たぶん、延長されると思いますが)
CHOCOAのダウンロードは
ここからできます。
LimeChatのダウンロードは
ここからできます。
CHOCOAで接続して、#Testに入ります。
LimeChatで接続して、#Testに入ります。
接続が良好であれば、自動起動を設定します。
(このままでは、再起動時に正常に起動しないことがわかりましたので、修正しました)
ngircd起動時にはavahi-daemonが起動している必要があります。
avahi-daemonのプライオリティは98 02なので、ngircdも98 02に変更します。
これで完了です。
次回もお楽しみに!!
2012-11-24 11:10
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はじめまして。
CentOSでのngircdの記事とてもわかり易く参考になりました。
現在私もngircdでサーバーを立てているのですがSSLの設定がうまくいきません。
もしお時間があればCentOSでのngircdのSSL設定を記事にしてもらえませんか?
by こっぺぱん (2013-01-10 05:23)