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【戦後70年】
【動画】「帝国無敵海軍萬歳!!」写真ニュースは戦争をどう伝えたか…2千枚もの貴重コレクション一部公開へ
兵庫県たつの市が22年前に住民から寄贈を受け、保管していた約2千枚にのぼる第二次大戦の戦前戦中の街頭掲示用写真ニュースが、日本軍の戦果や銃後の国民らの暮らしを記録した貴重な資料として注目を集めている。これほど大量に残っている例は全国的にもほとんど例がなく、市教委は戦後70年にあわせ、18日からの企画展でその一部を公開する。(小川勝也)
市が保管しているのは、戦前戦中期の国策通信社だった「同盟通信社」(同盟)が、昭和12~18年に発行した写真ニュース1956枚。
平成5年の旧新宮町当時、住民から寄贈を受けた。A4判よりやや大きいサイズで、発行から70年以上経つが、保存状態は良好だ。戦後70年を前に改めて整理したところ、全国的にも貴重なコレクションとわかった。
当時、同盟は、1日10万枚前後の写真ニュースを発行していたといい、全国の学校や工場のほか、店舗などに配られ、張り出されていたという。
同盟の写真などを保管、管理する新聞通信調査会・通信社ライブラリーによると、写真ニュースは、張り替えのたびに捨てられることも多く、数千枚単位でまとまって保管されていることはほとんどない。鈴木元(はじめ)館長は「詳細に調査すれば、貴重な写真があるかもしれない」と話す。
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