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大学ホームページにサイバー攻撃相次ぐ
7月14日 4時07分

大学ホームページにサイバー攻撃相次ぐ
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愛媛大学や山梨大学など全国の合わせて6つの大学で、ホームページを狙ったサイバー攻撃が13日、相次いで確認されました。専門家は、「いずれもホームページの欠陥を狙ったものとみられ、企業などのホームページでも同じ欠陥を放置していないか改めて点検する必要がある」と指摘しています。
ホームページを狙ったサイバー攻撃が確認されたのは、国立の愛媛大学と山梨大学、それに私立の福岡大学、大阪の摂南大学、名古屋市の名城大学、東京の文化学園大学の合わせて6つの大学です。
このうち、愛媛大学ではイベントなどの情報を知らせる一般向けのメールマガジンに登録されていたメールアドレスおよそ360件が流出したとみられるほか、摂南大学ではホームページを管理するためのIDなどが流出したとみられています。
サイバー攻撃に詳しい独立行政法人の情報処理推進機構によりますと、攻撃を受けたのは、個人情報やブログなどのデータベースとつながったホームページで、非公開の情報へのアクセスを許してしまう欠陥を狙ったものとみられるということです。
情報処理推進機構の中西基裕さんは、「この欠陥は見過ごされているケースが少なくなく、大学に限らず公的機関や企業などのホームページでも同じ欠陥を放置していないか、改めて点検する必要がある」と指摘しています。

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