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「ゆう活」1万5000人が早期退庁7月14日 10時55分
政府が、今月から始めた始業時間を早めて夕方に仕事を終える試み「ゆう活」の、実施初日の状況を調べたところ、東京の霞が関では、対象となる4万人のうち、始業時間を早めた職員は2万3000人ほどで、このうちおよそ1万5000人が夕方までに退庁していました。
政府は、働き方改革の一環として、今月と来月の2か月間、すべての府省庁を対象に、始業時間を1、2時間程度早めて夕方には仕事を終え、生活を充実させる試み「ゆう活」を、今月1日から実施しています。
政府が、危機管理を担当する職員などを除く、東京の霞が関で働くおよそ4万人を対象に、初日の実施状況を調べたところ、始業時間を早めた職員は2万3000人程で、このうちおよそ1万5000人が定時の夕方までに退庁していました。
一方、調査した4万人のうち、およそ5000人は、政府が呼びかけた夕方までの退庁も実施できず、午後8時以降も働いていたということです。
これについて、政府は「ゆう活」の完全実施には課題は残るものの、夕方以降の会議を可能な範囲でなくしたことなどで、早期に退庁しやすい環境が整いつつあるとして、「勤務時間が長引かないよう業務の効率化をさらに進めたい」としています。
有村行政改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「『ゆう活』は、安倍内閣が重要と考える長時間労働の是正をはじめとする働き方改革の一環だ。実施期間の7月と8月を終えても、早く帰ろうと、限られた時間で成果を出すという働き方を維持していただきたい」と述べました。
政府が、危機管理を担当する職員などを除く、東京の霞が関で働くおよそ4万人を対象に、初日の実施状況を調べたところ、始業時間を早めた職員は2万3000人程で、このうちおよそ1万5000人が定時の夕方までに退庁していました。
一方、調査した4万人のうち、およそ5000人は、政府が呼びかけた夕方までの退庁も実施できず、午後8時以降も働いていたということです。
これについて、政府は「ゆう活」の完全実施には課題は残るものの、夕方以降の会議を可能な範囲でなくしたことなどで、早期に退庁しやすい環境が整いつつあるとして、「勤務時間が長引かないよう業務の効率化をさらに進めたい」としています。
有村行政改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「『ゆう活』は、安倍内閣が重要と考える長時間労働の是正をはじめとする働き方改革の一環だ。実施期間の7月と8月を終えても、早く帰ろうと、限られた時間で成果を出すという働き方を維持していただきたい」と述べました。