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東名阪道でバスとダンプカー衝突 27人搬送
7月14日 9時00分

東名阪道でバスとダンプカー衝突 27人搬送
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14日午前3時すぎ、三重県四日市市の東名阪自動車道下り線で大型バスと大型ダンプカーが衝突し、2台とも道路脇の畑に転落しました。この事故でバスの乗客など27人が病院に搬送され、このうち3人は大けがをしているということです。
14日午前3時15分ごろ、四日市市堂ヶ山町の東名阪自動車道の四日市インターチェンジと鈴鹿インターチェンジの間の下り線で、大型バスと大型ダンプカーが衝突しました。この事故で2台はガードレールを突き破っておよそ2メートル下の茶畑に転落し横倒しになりました。
警察や消防によりますと、バスには27人が乗っていて、このうちの26人とダンプカーの運転手が病院に搬送され、バスの運転手の50歳の男性が左足の骨を折るなど3人が大けがをしているということです。
バスは13日午後8時に千葉県浦安市の東京ディズニーランドを出発し、東京の新宿などを経由して岡山県倉敷市に向かっていたということです。
現場はほぼ直線の片側2車線の道路で、警察によりますと、ダンプカーの運転手は「後ろからバスがぶつかってきた」と話し、バスの運転手は「車線変更しようとしたのを覚えている」と話しているということで、警察は現場の状況などからバスがダンプカーに追突した可能性もあるとみて詳しく調べています。

バス 2人の運転手が交代で運転する計画

バスを運行していた岡山県倉敷市のバス会社「ロウズ観光」によりますと、バスは13日午後8時に千葉県浦安市の東京ディズニーランドを出発し、14日午前8時15分に倉敷市に到着する予定だったということです。
運行計画によりますと、バスには運転手2人が乗り込み、新宿駅西口や川崎駅前を経由して午後11時ごろ東名高速道路の海老名サービスエリアで運転手が交代することになっていました。
そして14日午前1時ごろ、新東名高速道路の掛川パーキングエリアで再度、運転手が交代することになっていたということです。
会社は、現地に社員を派遣して情報の収集に当たっているということです。

けがをした乗客の話

バスの乗客で、足などに打撲をして病院で手当てを受けた20代の女性は、「寝ていた時の事故だったので、外の様子が分からず、とても怖かった。車内では『キャーキャー』と乗客の悲鳴がすごかった」と事故当時の状況を話しました。
この女性は、13日午後9時に東京・新宿からバスに乗ったということで、「夜中の0時ごろからバスが前後に揺れるなど、『運転が荒いな』と感じて怖かった。落ち着いて寝られなかった」と話しました。また、事故の直後、けがをしたバスの運転手が「大丈夫ですか、大丈夫ですか」と乗客たちに声をかけていたということです。

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