ニュース詳細
世界のスマホ 販売利益の92%はアップル7月14日 8時53分
世界のスマートフォンの販売で得た利益の90%以上は、アメリカのIT企業アップルの「iPhone」が占めているという調査結果がまとまり、高価格帯の製品を中心に販売を伸ばすアップルの業績の好調さが鮮明になっています。
この報告書は、カナダの調査会社「カナコード・ジェニュイティ」が、ことし1月から3月まで世界のスマートフォンメーカーの販売状況などを分析してまとめたものです。
それによりますと、全世界の企業がスマートフォンの販売で得た営業利益のうち、アップルが占める割合は92%に上り、去年の同じ時期の65%から大きく上昇しました。
一方、世界の販売シェアでトップに立つ韓国のサムスン電子の割合は15%と去年の41%から大幅に低下し、ソニーやマイクロソフトは赤字でした。
これはアップルの世界の平均販売価格が7万7000円とブランド力を背景に高価格帯でも売れ行きが好調だったのに対して、サムスン電子などほかのメーカーは新興国向けを中心に価格競争が激しさを増し、平均販売価格が2万3000円とアップルの3分の1以下で、利益を上げることが難しかったからです。
アップルはスマートフォンの世界の販売シェアでも首位のサムスン電子を追い上げており、中国メーカーなどとの競合で業績が厳しさを増すサムスンを尻目に、アップルの業績の好調さが鮮明になっています。
それによりますと、全世界の企業がスマートフォンの販売で得た営業利益のうち、アップルが占める割合は92%に上り、去年の同じ時期の65%から大きく上昇しました。
一方、世界の販売シェアでトップに立つ韓国のサムスン電子の割合は15%と去年の41%から大幅に低下し、ソニーやマイクロソフトは赤字でした。
これはアップルの世界の平均販売価格が7万7000円とブランド力を背景に高価格帯でも売れ行きが好調だったのに対して、サムスン電子などほかのメーカーは新興国向けを中心に価格競争が激しさを増し、平均販売価格が2万3000円とアップルの3分の1以下で、利益を上げることが難しかったからです。
アップルはスマートフォンの世界の販売シェアでも首位のサムスン電子を追い上げており、中国メーカーなどとの競合で業績が厳しさを増すサムスンを尻目に、アップルの業績の好調さが鮮明になっています。