2015年7月13日12時29分
安保関連法案をめぐる衆議院特別委員会の中央公聴会に合わせ、国会議事堂前では13日朝から「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」のデモがあった。200人以上(主催者発表)が「強行採決絶対反対」と声をあげた。
連日、各地の抗議行動に足を運んでいるという東京都東久留米市の田沼久男さん(66)は、「法案が通れば、すぐには変わらなくても、子や孫の世代が戦争に巻き込まれることになる。悔いを残さないよう、いま声をあげなければ」と話した。
一方、法案に賛成する声を広げようと、保守系政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」は12日、国会議事堂前などでアピール行動をした。750人(主催者発表)が参加。「日本を守る 平和安全法制断固支持」などと書かれたプラカードや「日の丸」の旗を掲げ、国会周辺を行進した。
国会の正門前では、参加者たちが登壇し、「憲法9条で国は守れない」「日本の領海、領空は中国に脅かされている」などと法案の必要性を訴えた。
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