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外食業界 子連れ消費取り込みを強化
7月13日 23時19分

外食業界 子連れ消費取り込みを強化
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少子化が進むなかで、外食業界では子ども向けのメニューを新たに開発したり、離乳食を無料で提供したりするなど、親子で訪れる家庭の需要を取り込もうという競争が一段と激しくなっています。
このうち回転ずしチェーン最大手の「あきんどスシロー」は13日、玉子と甘エビを使ったクレープ風のすしや、通常より短めに切った巻きずしなど合わせて10種類の新しいメニューを発表しました。
いずれも小さな子どもを意識して開発したということで、今月17日から全国すべての店舗で販売を始める計画です。
森井理博マーケティング本部長は、「回転ずしチェーンにとって親子で訪れる家庭は最大の顧客層で、少子化が進むなかだからこそ対応を強化する必要がある」と話しています。
また首都圏を中心にスープ店を展開する「スマイルズ」は、離乳食を無料で提供するなど親子で訪れる家庭を狙った新しいタイプの店をことし4月に開いたほか、カレーチェーンを展開する「壱番屋」は、先月から子どもを意識して、これまで1つしかなかった甘口の選択肢を5つに増やしました。
外食産業の中には、子どものころから店に対するいいイメージを持ってもらえれば、大人になっても来店してもらえるという思惑もあるものとみられ、親子で訪れる家庭の需要を取り込もうという競争は今後も激しさを増しそうです。

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