【世宗聯合ニュース】欧州連合（ＥＵ）ユーロ圏首脳会議がギリシャ支援問題で合意したことを受け、韓国企画財政部関係者は１３日、「不確実性がある程度解消され、歓迎に値する」と述べた上で、「緊張を緩めるには早い」との考えを示した。
同関係者は、ギリシャへの金融支援合意案が主要国議会の承認を得なければならないことに触れながら、「状況をさらに見守らなければならない。外国為替・金融市場の動向を引き続き綿密にモニタリングする」と話した。
１９カ国によるユーロ圏首脳会議は同日、ギリシャが改革案を履行する条件で第３次救済の交渉を開始することで合意した。
同関係者は「これまでのギリシャ問題の過程を見れば、社会・政治・経済イシューが複合的に影響を及ぼしてきた」と説明。その上で、「交渉が妥結したからといって、緊張を緩めるには早い」と強調した。