ニュース詳細
Jヴィレッジ 再開に向け本格除染始まる7月13日 17時10分
k10010149341_201507131817_201507131827.mp4
国内初のサッカーのナショナルトレーニングセンターで、原発事故後は廃炉に向けた作業の拠点となっている福島県の「Jヴィレッジ」で、営業再開に向けた本格的な除染作業が始まりました。
福島県の楢葉町と広野町にまたがるJヴィレッジは、平成9年に作られた日本で初めてのサッカーのナショナルトレーニングセンターで、かつては日本代表をはじめ100万人を超える利用者がありました。
原発事故のあとは、およそ20キロ離れた福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業拠点となり、除染作業は一部にとどまっていましたが、作業拠点が来年度末までに別の場所に移される見込みとなったため、13日から環境省による本格的な除染が始まりました。
13日は資材置き場として使われているサッカーグラウンドの周囲で、作業員が機械を使って草を刈り取る除染作業を行いました。環境省による除染作業は、建物やグラウンドなどを対象に来年3月まで続けられる計画です。
福島県は、Jヴィレッジを平成31年4月にサッカーのトレーニング施設として営業を全面的に再開させ、翌年の東京オリンピックの合宿などを誘致したい考えです。
Jヴィレッジ運営会社の上田栄治副社長は「かつてのように緑輝く美しい姿を取り戻し、福島県の復興のシンボルにしていきたい」と話していました。
原発事故のあとは、およそ20キロ離れた福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業拠点となり、除染作業は一部にとどまっていましたが、作業拠点が来年度末までに別の場所に移される見込みとなったため、13日から環境省による本格的な除染が始まりました。
13日は資材置き場として使われているサッカーグラウンドの周囲で、作業員が機械を使って草を刈り取る除染作業を行いました。環境省による除染作業は、建物やグラウンドなどを対象に来年3月まで続けられる計画です。
福島県は、Jヴィレッジを平成31年4月にサッカーのトレーニング施設として営業を全面的に再開させ、翌年の東京オリンピックの合宿などを誘致したい考えです。
Jヴィレッジ運営会社の上田栄治副社長は「かつてのように緑輝く美しい姿を取り戻し、福島県の復興のシンボルにしていきたい」と話していました。