中国産ウナギの統計、低い信頼性 民間監視団体が発表中国産ウナギ製品の生産量などのデータは信頼性が低く、欧州連合(EU)が輸出を禁止した後も中国から日本に大量のヨーロッパウナギが再輸出されているとの調査報告書を、民間の野生生物取引監視団体「トラフィック」が13日、発表した。 報告書は、欧州から中国に輸出されたヨーロッパウナギの中に違法なものが含まれる可能性があるが、統計が不正確なため実態が分からなくなっていると指摘。東アジア各国が協力してデータの信頼性を高め、密漁や密輸対策を強化することを求めた。 トラフィックは、過去10~20年間の日中などのウナギ生産量や輸出入データに市場調査を加え取引実態を調べた。 【共同通信】
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