2015年7月9日木曜日

公立小学校へ行く時間

 息子は相変わらず不登校で、週1の校長室訪問も拒否しています。
校門の警備さんにだけは顔を見せて挨拶をし、あとは私にプリントを託して待機してます・・・担任に会いたくないからだそうです。
私も会いたくないんですけど、先日の訪問で校長室から出た時に偶然通りかかり、普通に笑顔で挨拶してきたのには驚きました。
多重人格か?
謝罪は?
いやぁ・・・とにかく驚きます(-_-;)

 最近の息子は市販のドリルに出てくる、足し算と引き算の式の中に求める数がある、という問題にとりかかっていて、教科書でやる内容の浅さにもハッとさせられる母です。
それに三つの数字の足し算、引き算も教科書には殆ど出ていないのに市販のドリルにはたっぷり問題がある・・・塾どころかこんなところでもレベルが違うのか!
当の本人は、文句を言いながらも取り組んでいて、「嫌なら止めて、学校でボケーッとしてていいよ?」と言うと「嫌じゃねえーよ!好きなんだよっ!」とか叫んでます・・・好きならいいんだけどさ(^^;

 そして、今月中には掛け算に入っとこうかなぁ~♪という感じです。
息子は既に「にさんがろく♪さんにがろく♪」と歌っていて、足し算でも「あ、3が2つ!」と声をかけてあげると、「あっ( ゚Д゚)さんにが6-っ!!!」と喜んでいます・・・。
音楽やってるわけだし、あっという間に覚えちゃいそうですw
息子には自学自習のツールとして「チャレンジTouch」を与えているのですが、7月からは計算アプリがダウンロードされていて、学年に関係なくどんどんすすめるようなので、そっちに遅れをとらないようにするのが現在の目標ペースです。
ちなみに漢字の書き取りも小学校よりは早めらしいので助かってます♪

 勉強以外では、月1程度で父親と行っていたプールで、遂にビート板なしで泳げるようになったそうです・・・通って3回目の事だったので、「遂に」という言葉を使えるかどうか微妙なんですけどw
去年の夏は顔もつけられなかったのに・・・( ゚Д゚)
あとは体験で行った空手(型のみ)でも、「凄い!素質ありますよ!」と言われた・・・確かに普段のへなちょこ(w)息子とは思えなかった!
過去のスキーや自転車等と同じで、興味があるとか「出来るようになりたい!」という対象の事については、物凄い集中力で吸収して一瞬で消化してしまう・・・そうじゃない事をやらせなきゃならないのが大変なんですけどね(-"-)
義理の弟もそんな子供だったので、何か新しいスポーツを始めても最初からよく出来て、試合などに同席する義母は他のお母さん達に「何歳からですか?誰先生についているんですか?」と質問攻めに合い、「始めたばかりです」と応えると白い目で見られたり、妬まれたりしていたそうです・・・それに夫のピアノ教室でも妬みは凄かったらしい・・・親も苦労するよね(ノД`)・゜・。

 先日も夫婦で、「息子が悔し泣きしながらとか、文句言いながらのって、実はやりたいことや出来るようになりたいことだよね。・・・変態だよね。」と話していましたw
泳げるようになった時も、「ビート板なしで泳いでみる?」と声をかけたら乗り気になって、なしでも少し泳げたら、自ら「端っこから最後まで泳いでみる!」と挑戦したそうです・・・しかも足も届かない大人用のゾーンで!
興味ない事とかにはへなちょこで甘えん坊なくせに・・・(-_-;)

 ピアノでもヴァイオリンでも先生方に「この曲好きでしょ?」と笑われます・・・出来がいいからw
先日のヴァイオリンレッスンでも、しばらく私と一緒に練習するのを拒否していたせいで完成度が低くて泣くほど叱られた週もあったのに、「なんだか今日はとてもよく仕上がっていました」とお褒め頂きました・・・だって、土日にパパからスパルタ指導を受けてましたもん・・・ピアノ、ヴァイオリン、ソルフェージュの全てで苦戦した3連符が大好きになっちゃったようですw
ピアノでは自ら先生にリクエストしたバッハのインヴェンションに、珍しく苦戦・・・でも父親が弾いてる憧れの曲を自分でも弾けるよになりたくて、これも週末、悔し泣きしながら父親のスパルタ指導w
「泣くならもうやめなさい」と言われても「まだ出来てない!」と言ってやる・・・おかげで両手でもフレーズを意識できるようになりました・・先生も夫も言っている様に、「インベンションは勉強」なんですね・・・それがまた魅力なんだろうけどw

 こうやって殆どの小学生とは違った生活に付き合っていると、やっぱり日本の公立小学校に通っている時間て、長いのか短いのか分からないけど、人生の中で無駄な6年間というか・・・希薄を通り越して有害だなぁと改めて感じるのです。
「改めて」と言うのは、自分の小学生時代にもそう感じていたからです。
ましてや息子のように「音楽家を目指したい!」「芸術家を目指したい!」「(個人的には芸術と同類と思う)学者を目指したい!」と本気で取り組んでいる子供にとっておそらく最も重要と思われるこの時期に、「これから9年間は”普通であるための術”を学んで身に着けなさい」なんていうのは「酷」としか言い表しようがないのではないかと・・・物凄く強く感じるのです。
まぁ・・・こういう考えは「偏っている=”普通”ではない」という恐怖感のようなものが強すぎて、日本ではまだまだ受け入れられないでしょうね。

 ところで・・・掛け算の前に一瞬で時計の読み方を教えたいのですが、教科書通りだときっと苦戦しそうなのです。
最近はもう、私にそっくりの脳なんだなぁと自分でも納得せざるを得ないのですが、そうすると不得意な事もよ~く分かるのです(^^;
裏を返せば、得意も分かるんですけど、時計は私もずっと苦手でした・・・ちなみに方位も( 一一)
今では勿論ちゃんと理解していますが、当時は「勘」でしたw
でも私は視覚優位で、授業中に先生が視覚化しにくい説明をサラッとしただけでは理解し難いんだという事に、なんとなく気付けて、それからはそれまで理解出来ていないかった事を自ら遡って消去していきました。
時計は、「時間」の感覚?概念?よりも、「角度」の概念でスッと入ってきたんです。
本当に1度ずつなのか?とわざわざ分度器を使ってたw円なんだからそりゃそうなんですけど、自分で確かめないと気が済まない質なのでw
でもそれがあったから、図形に得意になった気もします・・・たぶん。
息子にも、時計の読み方のついでに角度を教えようかなぁと考えているところです。
先に分度器を与えて、角度の概念を教えた方が良かったりするのかな・・・ちょっと楽しみです♪

 息子が学校のドリルを終わらせている間に書いてみました・・・少しだけ一人になれる隙が出来てきました♪




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