岩手県のニュース
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校長“いじめ前提に調査”
矢巾町で中学2年の男子生徒がいじめをうかがわせる内容をノートに書き残し、自殺したとみられる問題で、中学校の校長が会見し、「いじめがあったことを前提に学校で何が起きていたのか誠実に調査を進めていきたい」と述べました。
この問題で男子生徒が通っていた中学校の校長は、13日午後、矢巾町教育委員会の越秀敏教育長とともに記者会見しました。
校長は冒頭、「生徒からの訴えや信号に応えることができず、尊い命を救えなかったことは学校の責任者として心よりおわびします」と述べ、謝罪しました。
その上で、生活記録ノートの内容などから「いじめがあったという前提で、学校で何が起きていたのか誠実に調査を進めていきたい」と述べました。
さらに校内でいじめ防止などに取り組む「いじめ対策推進委員会」を設置したものの、ことし4月以降、いじめの認知はなく委員会の開催はなかったことを明らかにしました。
そして「どこかに問題点が潜んでいるのではないかという認識で、この点についても教職員を対象に調査したい」と述べました。
学校では教職員や同級生らあわせて161人の調査を終え、さらに内容に矛盾がないかどうか、対象者を絞って改めて聞き取りを行ったということです。
町の教育委員会は来週中にも、聞き取り結果などを取りまとめたいとしています。
07月13日 19時39分