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音姫と寮長 作者:桃架
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入学式

始まりました!音姫と寮長!!


頑張って書きますので応援して下さい


暇つぶしにでも読んで頂けたら嬉しいです
体育館の裏 朝の8時頃 4月 少し暖かくなってきたこの季節





「好きだ。俺と付き合ってよ」

見下す様にあたしを見ながら言う

まぁ、そこそこ顔は良い方なんじゃないかな


そんな事カンケーないけど

この声と俺様っぽい言い方聞き覚えがあるような…



気のせいか


「ごめん。あたしあんたの事何も知らないし無理。」


そうあたしは思った事をそのまま言う


「ふぅん。」


なにその自信ありげな返事…。

別にそんな事知ってる…みたいな感じ。


「話はそれだけ?じゃぁね。

伝えてくれてありがと。」


礼を言いあたしは体育館の入り口に向かう





残された男子は体育館の壁にもたれかかりながら呟く

「ありがとう…って、可愛すぎだろ









…ホントに俺の事覚えてないのかよ?

音姫おとは……」





体育館の入り口に向かおうとしたらこの高校の生徒…先輩っぽい人があたしに話しかけてくる

「演劇に興味ない!?」



「さぁ…?演劇なんてやったことない」



「やってみない?これ入部届!気が向いたらここに名前と学年かいて渡して!」



「なんであたしに渡すの?」



「顔が良いし!あと緊張しなさそうだから笑」


そう言って他の顔が良い人を探しにいった


「……」

緊張しなさそう……ねぇ

渡された入部届を折りもせずにそのままポケットに入れる


くしゃ、と紙が折れる音がした









「おっはよ~。音姫」


親友の希咲きさきがあたしに言う

青井あおい 希咲きさきは1回も髪を染めてないらしいから真っ黒な髪。セミロング。身長も170㎝くらいの長身。面倒見の良い性格だから誰からでも好かれるだろう。



「おはよ」



「ここの高校受かってよかったね~。ってゆーかよく音姫のママ許してくれたね?」



「あぁ ここの高校が全寮制だからってこと?あたしの親2人とも親バカだからね。ホント困る。」



「あははっ!!」



「まぁ最終的にはあたしが怒ったら許してくれたけど…」



「音姫怒ったら怖いから…。そーいえばどこ行ってたの?」





「んーと…演劇部に勧誘されたり、まぁ…いろいろと」



「告白されたり…?ニヤニヤ」



「…ビンゴ」



「やっぱりね~。羨ましいヤツ~!!」



「……」



「照れてる~!!」



「照れてない!!」



「だろ~ねぇ。告白されるの慣れてるんでしょ?ニヤニヤ」



「なっ…別に。それより希咲も勧誘されたでしょ?希咲は運動得意だしその身長だから…バスケ部とか?」



「まぁ…誘われたけどさぁ…音姫に言われたくないし~(泣)いいな~。生まれつき運動神経良くていいな~」



「希咲こそいいじゃん」



「私は少し良いだけだもん。音姫はズバ抜けてるの!!」



「…ほら、式始まるよ」



「あ、話変えられた」




‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


藍川あいかわ 音姫おとはは髪が腰くらいまであって毛先が茶色その他の髪が金髪っぽい。染めてるのかなぁ。まぁ地毛なワケないか。身長が確かギリ160㎝だっけ?性格は…クールで冷静。でも一言で言うと『かっこいい』?かな
音姫は私と違って思ったことははっきり言うからな~。


ってゆーかあの髪色で入学式出るの?



勇気あるな~





‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



出席番号順に座ってるからちょうど希咲の隣。



「新入生代表とかいらなくない?」



「新入生代表のやつ音姫だもんね~」



「はぁ ありえない。」



「成績が1番良い人がそれ(新入生代表)やるんでしょ?仕方ないよ」



「……」



「ねぇ、その髪色で入学式出るんだよね?さっきも思ったけど。」



「うん」



「結構注目浴びてるよ?」



「全然苦じゃないけど。」



「先生達に目つけられるよ?」



「大丈夫だって」


こんな話をしてると寮長の人に呼ばれた



「お前が 藍川 音姫 だよな?俺、寮長。よろしく。」



「はい、そうです。よろしくおねがいします。」


顔を上げるとそこにはさっき告ってきた男子生徒がいた。


「え お前…」



「…うわ」



「とりあえず 新入生代表のやつすっから来い」



「はい…。」





どうでしたか?


良ければ感想書いてくださいヽ(^◇^*)/
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