大魔王のおっぱいからは逃げられない
軽く日焼けした肌に、金髪に染めた髪、そしてむちむちとした身体をした女子高生がマッサージ台の上に制服のまま、横たわっている。
おっぱいはぎゅむっと押しつけられて、更に短いスカートからは少し覗き込めばパンツが見えてしまいそうだ。
「あの……本当にいいんですか? マッサージ用の服に着替えなくて」
突然の女子高生の来訪に戸惑っている男の名前は戸愚呂茂見助。
現在二十八歳のマッサージ師だ。彼は最近、有名になってきたマッサージ師でネットや、テレビで「神の手」と呼ばれて話題になっている。
彼は四年前、柔道整復師の専門学校を卒業した後、『モミモミ屋』というマッサージの店を始めた。すると彼の腕は評判に評判をよび、いまでは予約がいっぱいの大繁盛店になっている。そんな彼だが、最近ある悩みがあった。
その悩みとは……。
「別にいいって、はやくマッサージしてよ!!」
「じゃあ、せめてタオルを掛けますね」
茂見助は女子高生のスカートにパンツが見えないように大きいバスタオルを被せた、そしてまず足を揉んでいく。
「あぁあんぅ……」
女子高生はすぐに切なげな声をあげた。
これが最近の茂見助の悩みである。
茂見助のマッサージの腕の上達はとどまることをしらず、今では軽くさわっただけで女性が感じてしまうレベルになってしまった。
そのせいで、全力で全身をマッサージするには女性を何度も絶頂に導く事になってしまうどころか、恐らく全力を出せば感じさせすぎて殺してしまう事になるだろう。
だから、最近ではあえて手加減して、女性をあまり気持ちよくさせずにマッサージしている。
しかし、それが彼には口惜しかった。
せっかく、上達した腕を振るう場所が何処にもないというのはとても寂しいことなのだ。
一度、不感症の女性なら全力で自分のマッサージを試せると思ったのだが、結果は10%の力もださない段階で女性の不感症の治すという事になってしまった。
それがきっかけで今では時々不感症の女性を治療することも定期的に行う事になったのだった。
「あひゃぁん……」
「あ、しまった」
少し考え事をしすぎて、力のセーブを間違ってしまったようだ。
快感で失神寸前になっている。
茂見助はきづけのツボをおして少女を起こす。
「え……あれ? 私、なにこれ……どういうこと?」
女子高生は自分の身体に起きた変化に戸惑っている。
「ていうか、噂には聞いてたけど気持ちよすぎ……ねぇあんた、良かったら最後までしてくれないの?」
茂見助は頭を抱えた。
彼が少し本気を出すと女性はみな彼のマッサージの虜になる。
そして、大概肉体関係を求めてくる。
これもあるから、彼は全力を出すことができないのだった。
「すいません、お客さん相手にそういうことをするのは僕の信条に反するんです」
「はぁ!? ここまで感じさせといてふざけないでよ!! いいからさっさとだせっての!!」
女子高生は茂見助の股間に手を伸ばした。
「困ります!! お客さん!!」
「あぁもう!!」
女子高生がしびれを切らしたのか、上の服を脱いだ。
するとセクシーなピンクのレース柄のブラジャーに隠された大きなおっぱいがぽろんと零れる。
思わず、釘付けになりそうになるのをこらえて、あわててマッサージ室から飛び出す茂見助。そして素早くドアをしめる。
「ちょっとあけなさいよ!! だいたい男のくせにここまでされて抱かないとかふざけてんの!?」
女子高生はドアをドンドンたたき続ける。
「しばらく放置しておけば冷静になるだろう……鍵をつけたほうがいいかもなぁ」
茂見助はそのまま扉を押さえ続けた。
しかし、店の床に魔方陣のような不思議な模様が白く光っていた。
「なんだこれ……?」
『異世界の勇者よ……自分の力を思う存分使える世界に来たくはないか?』
女性の声が茂見助の頭に響く。
「力を……存分に使える世界?」
『そうだ、今の世界では貴様の力を受け止められる女はいない。くるのだ勇者よ!! 我の為に!!』
「なんだかわからないけど……全力を試せる場所があるのなら!!」
茂見助は光りの中に飛び込んだ。
それと同時に女子高生がドアを開けたが、そこには既に彼の姿はなかった。
そのうち連作短編形式でいろんなヒロインをマッサージしていく話で連載にしようと思っているので、こんなヒロインを出して欲しいというアイディアを募集。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。