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扉の向こうは異世界だった。 作者:マルチなロビー

ノーム大陸

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二人にライバル出現!?

いくら車でかっ飛ばしてもまだ街は見えてこない、仕方なく野営をすることになったのであるが、ライバルが一人増えたみたい様子でもめている。

俺はうるさいのでウォークマンを聞きながらご飯を食べていたら注意された。

「行儀が悪ですよ、旦那様。」

そう言ってウォークマンが外された。

「あっ!!」

「ご飯の時はみんなで食べるのが、旦那様が決めたことなんですから。」

「そうだけどさぁ、お前らいつも喧嘩してるじゃん。
車の中でも、外でも、飯時でも、何か喧嘩しない時ってないのかよ?」

「旦那様、それは駄犬と、女狐が悪いんですよ!」

「なっ!」

「にっ!」

「化け猫のくせによく言ってくれる、コイツはお仕置きが必要だな、駄犬。」

「そうだね、猫、狐、お前らにも味あわせてやるよ近代科学の力を!私がどのくらい羨ましかったか、悔しかったか。
目の前で楽しそうにヤリやがって…。」

「お前、もしかして一人で耐え切れずに召喚して出していたのか!」

「!何言ってるんですかジュドーさん、わ、私が、そんな破廉恥な事するはずないじゃないですか!」

「そういう事にしてやる…。言ってくれればちゃんとやってあげるぞ。」

「ホント!、うんん、それは今度ゆっくりと場所と人を選んで話をしましょうか。」

「そういえばお前だいぶ髪が伸びたな、少し切ったらどうだ?毛先がだいぶ痛んでるんじゃないのか?」

「そうですね、あとで召喚して髪切りばさみで少し切るとしましょうか。」

「そうだぞ、元がいいのに、そんなプリン頭にしてしまっては、もったいない。」

「な、そ、そうですか?」

「あぁ、元はものすごくいいのにその髪が30%は損しているな。」

「30%も!黒く染め直そうかな?」

「何を話しているのかわからないが、揃える程度ならやってもいいぞ、シオリさん。」

「ホント?後ろだけ見えないからお願いするわ。
前は鏡を出すから自分で揃えるよ。」

「召喚士ってすごいですね、やりたい放題ですね。」

「俺とこいつが特別なだけだよ、普通の召喚師は、魔物とかを召喚するんじゃないのか?見たこと無いから分からないけど。」

「でも、今のところは名前が少し違っても同じものが出ますね。」

「嬉しそうに言うな、ちょっと位、別でもいいではないかと思う…が、お前はこれを召喚できるのか?」

そう言ってりんごを召喚した。

「え?りんご?それはできないなぁ。」

「では植物とかそういうのは無理なんだな、ものに限られるってことか。」

「アイテムとは違うからね、そこの差がそれなんだね、それ食べれるの?」

「普通に食べれる、それもジューシーだ。」

「それで米は召喚できないの?」

「!お前すごいとこに気がついたな、珍しく褒めてやる。
今度、宿屋で試してみる。」

「万能召喚がジュドーさんで、私のは欠陥か…これがお願いの差なんだろうね。」

「レトルトカレーは出せたからあとは米のみか!!」

「まじか!私にも食べさせて。」

「お前は俺の嫁ではないから、食べさせる権利はない!お前たちこれを沸騰したお湯に入れるんだ、バカ切るんじゃない!そのまま温めるのだ!」

そう言って四等分にしてカレーのみ食べてみて、二人はこの味に驚き、俺達は懐かしがった。

「やっぱり米が必要だよな。」

「そうね、で、ここの公式は?これでいいの?」

「いや、これは…。」

「女狐、私は今日、旦那様を襲うぞ、お前はどうする。」

「何?それは聞き捨てならん!ボクも参加する。」

「駄犬が入ってくる前にたっぷり楽しまないとな。」

「そうね、駄犬がまさかここまで落ちるとは…。」

「化け猫でも読めなかったか…。」

「普通はあそこまでされたら去るでしょ?どんだけカリスマ性があるのよ、私の旦那様は。」

「ボクのだ。」

「言うわね女狐。」

「あんたもね化け猫。」

「あ〜難しい!!あ、姫髪の毛揃えるのお願い。」

「あぁ、了解した。」

チョキチョキ。

「なんで逃げようとはしないのだ?あそこまでやられて。」

「最初は考えたけど、同じ国で近くの学校だったなんて運命的じゃない?彼はあ〜やって見えても私たちの国では有名人だったんだから。
その憧れていた人と勉強と冒険できると考えるとちょっといなくなるのはもったいないかなって思ったの。」

「ふーん。」

「姫は?彼しか救ってくれる人がいなかったからかな。」

「それで襲ったの?」

「抵抗しようとしてたが、すぐに諦めてたな。」

「それはいい話が聞けたわ。
無抵抗で襲えるのね、そして責任は取ると…。」

「何を考えてる駄犬。」

「姫とは考えられないセリフね…。」

不寝番の順番は俺、カエデ、コヨリ、栞の順番になった…が、栞に何か持ったのだろすぐに寝てしまった、気がついたら野獣が二匹俺を襲ってきた!!

俺は無抵抗で襲われた。

名前 ジュドー
異世界冒険者
称号 異世界の暗殺者
Lv 34
HP 430/430
MP 340/340
スキルポイント= 14
魔法
火の魔法・ファイアーボール
土の魔法・クリエイト
水の魔法・ウォーター、ウォーターボール
回復魔法・ヒール(小)、解毒、ヒール(中)、ウィルスクリン、ヒールオール、ヒール(大)
光源魔法・洗浄浄化の魔法・テレポート
聖の魔法Lv 5
スキル
射撃Lv 3
索敵能力Lv 2
料理Lv 3
医者Lv 5
忍者Lv 3
忍び足Lv 5
裁縫Lv 2
剣技Lv 3
工学師LvMAX
魔法障壁Lv 3
イメージアイテム召喚・異世界語

名前 コヨリ
元奴隷/冒険者
称号 一流シェフ兼一流剣士
Lv 29
HP 340/340
MP 390/390
スキルポイント= 20
魔法
火の魔法・ファイアーボール
聖の魔法Lv 5
光源魔法・洗浄浄化の魔法
スキル
射撃Lv 4
料理Lv 5MAX
索敵能力Lv 3
忍者Lv 4
裁縫Lv 4
剣技Lv 4
頑丈・鷹の目


名前 カエデ
元お城のお姫様/冒険者
称号 剣が得意な元姫
Lv 30
スキルポイント= 44
HP 260/260
MP 390/390
魔法
火の魔法・ファイアーボール
聖の魔法Lv 5
光源魔法・洗浄浄化の魔法
スキル
射撃LV 2
礼儀節度Lv 5
薬師Lv 5
鑑識Lv 2
追跡Lv 2
忍者Lv 4
剣技Lv 3

名前 シオリ
元奴隷/異世界冒険者
称号 野獣になる少女
Lv 28
スキルポイント= 53
HP 200/230
MP 230/260
魔法
魔法障壁Lv 5
回復魔法・ヒール(小)
スキル
射撃Lv 2
剣技Lv 2
電気工学師Lv 2
電子工学師Lv 2
機械工学師Lv 2
イメージ物召喚師・異世界語
索敵能力Lv 1
忍者Lv 1
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