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【プロ野球】秋山、史上4人目31戦連続安打 史上最速イチ超え200安打2015年7月13日 紙面から
◇日本ハム10−0西武日本ハムが4連勝で貯金を今季最多の15とした。2回1死満塁から大野の三ゴロなどで3点を先取。5回は石川慎の適時打、レアードの3ランなどで5点を奪った。メンドーサが7イニング無失点で5勝目。西武は今季初の4連敗を喫した。 ◇ 史上4人目の快音も秋山には悔いの残る一打となった。3点を追う4回の第2打席、メンドーサの内角高め直球を逆方向へと運んだ。歴代3位タイ、左打者では新記録の31試合連続安打となる左前打。しかし守備の乱れを突いて狙った二塁でアウトとなった。惨敗した試合後、秋山は「二塁に進めていたら状況は変わった」と反省した。 劣勢の中で孤軍奮闘した。3、4打席目も安打を放ち2試合連続、今季20度目の猛打賞。84試合目で20度の猛打賞は史上最速で、2010年ロッテ・西岡(現阪神)の日本記録シーズン27度も視野に。さらに、94年のオリックス・イチロー(現マーリンズ)を超える最速での200安打達成も十分可能だ。それでも、派手に喜ぶことはない。「試合展開どうこうでモチベーションが変わることはない。やるべきことをやるだけ」と淡々と話した。 とことん、真面目な男だけに、手を抜くことを知らない。「一打席でも内容のない凡退をするとイメージに残る。これから先も対戦があるんですから」と、どの打席も無駄にはしない。2010年秋のドラフトで、当時編成部長として秋山を3位指名した鈴木球団本部長も「初めて見た印象は真面目だった。(記録は)性格のたまものだろう」と目を細めた。 ◆日本記録あと「2」日本記録まで2試合と迫り、止まる気配のないレオの安打製造機。田辺監督はライオンズのレジェンドである故稲尾和久さんにかけてこう評した。「神様仏様、秋山様だね」。チームは今季初の4連敗。幾度も獅子を救った大先輩と同じように、どこまでも真面目な秋山が苦境から救ってくれるに違いない。 (山田孝人) PR情報
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