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異世界転移。テンプレでクラスの人気者が勇者かと思ったが俺が勇者!?・・・違いました。 作者:右手がうずくぅぅぅぅ!!

プロローグ

4/19

プロローグ4

期待したら負け。あと、先生は女性です。
~昼休み~


俺はお昼ご飯を食べずに、いつも通りの場所で待機していた。
章とはクラスが同じなのにまだ来てないところを見ると、いつも通りに取り巻きを呼びに行っているようだ。


3分くらいぽけ~っとしていると、徐々に足音が3つくらい聞こえてきた。
いつも通りにあいつらもご飯を食べずに来たんだろう。

・・・・・・「だよなぁ」
「ああ、7日ぶりだな!」

あいつらの声がきこえる。
はぁ・・・ついに来たか・・・俺は心して待ち受ける。
いまのは確かにあいつらの声だ。
徐々に声が近づいてくる。怖い。
これから起こることを考えると、ブヨブヨのふとももが、生まれたての小鹿みたいにふるえる。

あいつらが、遂に角を曲がってこっちを捉えた。

「おお、久しぶりだな。ハラショー。」
「顔見るだけでやっぱむかつくゼ」

・・・来たか・・・・・・
ちなみに、今のハラショーは、俺がこいつらに呼ばれているニックネームだ。
神原 翔 をカタカナにすると

カンバラ ショウ(かける)

になる。カンバラショウ。

カン、バラショウ
カン バラショー
カン ハラショー

といった、謎の進化を遂げた結果こうなったそうだ。
この名前が決まったとき、めちゃくちゃ爆笑してたな、こいつら。
ちなみに、
俺の顔見るだけでむかついたこいつの名前は、

塩谷しおや ひびき
柔道部の期待を担う、柔道部副部長だ。
二つ名は『お尻○じり虫』
相手を投げるとき、しっかりと腰を密着させる事から、こう呼ばれている。
顔は二つ名がついているだけあり、かなりのイケメンだ。
脱色して金髪に染めた髪に、着崩した制服。
『Suger』運営のアイドルグループに所属しているくらいだ。
もっとも、イケメンかどうかは普通の学校を基準にした場合だ。
この学校には美男美女ばっかりなので、中の上と言えよう。

2人目のやつは
山西やまにし 輝成こうせい

塩谷と同じアイドルグループに所属していて、身長は160くらいでちっちゃくて、顔も小顔。
二つ名は『男の娘』
俺にハラショーのニックネームを付けたほんにんだ。
こいつは、このハラショーとゆうニックネームを気にいっており、俺を名前で呼ばない。

3人目は章だ。

・・・コイツら、ハラショーハラショー連呼しやがって・・・
本当に意味わかってんのかな?

お、俺をほめたってなにもでないんだからね!
それはさておき、俺、さっきから靴を脱いで蹴られまくってます・・・

・・・べ、別にマゾじゃないんだからね!


・・・・・・・・・


はい、正直ほかの事考えていてきを紛らわせていたけど
馬鹿見たいに痛いです。

ムカつかれたあと、すぐに塩谷による旧式一本背負い地面に組み伏せられた俺は、
何回も投げられ続けたおかげで完璧に習得した受け身で、すぐに立ち上がろうとする。が、腹を蹴られる。痛い。一瞬息がつまる。ご飯を食べずに来てよかった。
吐瀉物が出そうになるが、蹴られたことで息がつまる。等といったことがおこらないからな。
そこからは現実逃避してて覚えてない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「ありがとう~♪サンドバッグ君♪」

そういってあいつらは去っていった。
俺を蹴ったあとに食べるご飯はそれなりに美味しいらしい。


さてと。俺もご飯食おうかな・・・
今日も俺の手作りだ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~放課後~


午後の授業は眠いから寝た。
終礼をすませ、はやく帰ってゲームしてえなぁー。と、思いつつ、ドアに手をかける。

???

ガタッガタッ・・・
開かない?

気付いた時には時すでにおそし。

なんか床光ってるなー、と思った瞬間!俺達の視界は光に包まれた。


知らない人のための解説!ハラショーと言うのは、良い、素晴らしいなどとゆう意味でつかわれます。(たしか
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