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 JR北海道は13日、JR千歳駅の助役(58)が業務用給油カードなどの私的利用を繰り返したとして、懲戒解雇処分にしたと発表した。私的利用の総額は約217万円に上ったが、全額弁済したといい、刑事告訴はしない方針。

 同社広報部によると、助役は2011年3月から千歳駅に勤務。同年5月~今年6月に約500回、業務用の給油カードやETCカードで自分のガソリン代や高速道路代を支払ったという。

 同駅の庶務担当者が5月分の給油実績を整理した際、管轄外の札幌近郊での使用が多いため助役に確認したところ、不正使用を認めたという。助役は自家用車で通勤しており、「ガソリン代を浮かせたかった」と話しているという。