四国一周旅行で感動した観光地のまとめ
東京駅から寝台特急に乗って四国へ。今回は5泊6日で愛媛・徳島・香川を巡り、さらに離島の小豆島へ(ごめん高知…)。この記事ではその時に出会った美しい景色・おもしろい体験・観光スポットの紹介を、旅情とともにお伝えしていきます。
リンクやマップ、まとめサイトのリンクも貼っていきますので、まとめのまとめとしても活用していただければと思います。
紹介する順番
香川→小豆島・豊島→愛媛→徳島
香川県 -うどん以外の魅力-
うどん県・香川県のイメージが強過ぎて、うどん、だけじゃない県・香川県というイメージはまったくありませんでした。しかし、実際に行ってみると、結構良いところだったんですよ!
栗林公園 -静かな日本名園-
良い意味で期待を裏切られたのがここ、栗林公園です。日本三大庭園には入っていませんが、ミシュランの格付けで「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価を受賞している場所です。
魅力は何と言っても静けさです。水のゆったりとした流れ、緑の美しさ、庭園の外の景色は空しか見えない。高松市内でアクセスも良いため、ぜひ訪れておきたい場所ですね。
アクセス:アクセス | 特別名勝 栗林公園
金比羅山 -1368段登って奥社へ-
どんな願いでも聞いてもらえるという香川の有名な観光地。その道のりは長く険しく、本宮といわれる仮のゴールまでは785段あります。無料で杖が貸し出されているので不安な方は必ず借りましょう。僕は借りていません。
しかし、本宮は仮のゴールです。本当にご利益が欲しいのであれば、本宮からさらに上にある奥社を目指してみてください。ここまではなんと1368段!本宮なんてかわいいものです。
「金比羅山を登ったよ!」と自慢したければ、ぜひ奥社まで足を運びましょう。確か片道1時間くらいで行けたはず。
近くを走るローカル線のことでんもかわいい。
参考:金刀比羅宮 | 観光スポット | 香川県公式観光サイト-うどん県旅ネット-
中野うどん学校 -讃岐うどんを自分で作る-
金比羅山の参道には自分で麺を打ち、切り、茹でるという一連の流れを体験できる学校がありました。観光客を知り尽くしたサービスでめちゃめちゃ良い思い出に。しかも修了証書としては麺打ち棒が貰えるんです。正直いらな…
せっかくうどん県に来たのなら、食べるだけでなく作っちゃいましょう!超良い思い出になりますよ。
小豆島・豊島 -香川の離島はアート島-
香川は離島もオススメです。まずは高松から行ける小豆島、そしてさらに離島の豊島と、30分程度で離島という異世界を味わえてしまいます。
マルキン醤油記念館 -小豆島の伝統産業-
小豆島がオリーブで人気なのは結構有名です。が、実はお醤油も代表産業の一つ。フェリーで小豆島に上陸すると、なんと醤油の香りが香ってくるのです。
ここマルキン醤油さんの見学料金はたったの200円。しかし結構楽しめちゃいます。醤油の作り方・こだわりを学ぶ。その土地に行ったら、その土地の産業にふれておくべきです!
二十四の瞳映画村 -昭和初期の町風景-
村の名前にもなっている二十四の瞳という映画のセットとして使われた場所。1950年代の映画ということもあって村自体の雰囲気がとってもレトロ。
村には校舎もあったのですが、まさしく映画でしか見たことのないような景色が目の前に現れます。体験したことはないけれど、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる場所。
アクセス:小豆島へのフェリー情報 [ 二十四の瞳映画村 ]|小豆島 観光
エンジェルロード -晴れると良いね-
小豆島といえばエンジェルロードというくらい有名な場所ですが、正直晴れていないとテンションが上がりません。
ここは引き潮の時間帯にだけ砂浜の道が現れるという場所であり、とってもロマンチックな場所。ぜひ晴れた日に恋人と向かいましょう。この道を通ったカップルは幸せになれるそうですよ。
参考:エンジェルロードの時間・アクセス|小豆島ジャンボフェリー
オリーブ園 -小豆島といえば-
小豆島といえばオリーブです。島では至る所でオリーブの木が生えており、オリーブの商品が売られており、オリーブ温泉なんてモノまであるのです。そんなオリーブ島で一番オリーブオリーブしているのがここ、オリーブ園です。
是非とも行きましょう。景色もいいしオリーブの木もお土産もいっぱい。そして上の写真みたいな修学旅行の写真も撮れます。ただ一人で写るのは寂しい。
アクセス:小豆島 オリーブ園
瀬戸内アート -小豆島-
瀬戸内には様々なアート作品が町中のいたるところにあります。ここ、小豆島の光は棚田の中にある作品でした。今はもう作品が傷んで撤去されているようです。左にある、竹でできた巨大な作品ですね。
今はもうないそうですが、ここの木漏れ日の景色はとても美しかったのを覚えています。竹の手触りが良くて、ずっと寝転んでいました。
小豆島の光はもうないのですが、今もまだ色々な作品を町中で見ることができますので、散策ついでに探してみるのもおもしろいですよ!小豆島エリアの作品リンクを貼っておきます。
アクセス:Art Setouchi | アート作品 | エリア
豊島の唐櫃棚田 -海に続く夕景-
小豆島からフェリーに乗って豊島へ。小豆島は人口3万人の比較的大きな島ですが、豊島はなんとたったの1000人。色んなところを旅していますが、ちょっとした秘境に来たような気持ちを味わえました。
その豊島でも特に美しいと思ったのが、この千枚田。棚田の風景は昔から好きだったのですが、この夕景に照らされる、海へと真っすぐ続く姿は感動的でした。
アクセス:唐櫃棚田風景【豊島WEB】
瀬戸内アート -豊島-
瀬戸内アートはここ豊島にもあります。水玉で有名な草間弥生さんの作品もあると思っていたのですが、それは残念ながら別の離島・直島でした。
草間さんの作品はありませんが、写真のようにおもしろいバスケットゴールとか色々な作品が展示されています。豊島エリアのリンクを貼っておきますので、ぜひ色んなアートにふれてください。
愛媛県 -千と千尋の舞台町-
愛媛の飯はうまかった。海産もおいしいし、ミカンや野菜も全部うまい。そんな愛媛にある魅力的なスポットを紹介します!
道後温泉本館 -日本最古級の温泉-
まずはレトロな外観が素晴らしい道後温泉本館から。wikipediaによると日本最古級の温泉として知られているそうな。「級」っていう逃げ方が何とも良いですね。本館は泊まるところではなく、日帰り入浴として使えるのですが、中身もとってもレトロな温泉が何種類かありました。
僕らが行った日はちょうどお祭りのようなことをやっていました。
本館は朝の6時から温泉に入れるので、是非とも一番風呂に入っちゃいましょう!
アクセス:アクセス|道後温泉物語|道後温泉旅館協同組合(道後温泉観光協会)
町屋カフェ -温泉街にある安らぎの場-
道後温泉には活気づいた温泉街があるのですが、その中に僕のオススメの町屋カフェがあります。ここは1000円程度のリーズナブルなお値段でご飯を食べることができ、しかも内装がとってもオシャレなんです。
食べるなら絶対じゃこ天バーガーがオススメ!めっちゃうまいです。
アクセス:道後の町屋 (ドウゴノマチヤ) - 道後温泉/カフェ [食べログ]
坊ちゃん列車 -レトロな旅情-
夏目漱石の坊ちゃんから名前が来ている列車。道後温泉からのレトロ続きですが、こちらの電車は内装もいい雰囲気でした。ただし、窓はない、エアコンはないという設備であるため夏や冬はキツいかもしれません…
いつも混んでいるので写真はうまく撮れないかも。でも乗る価値は確実にあります!
時刻表:坊っちゃん列車 | 時刻表 | 土・日・祝ダイヤ | 伊予鉄道
松山城 -アクセスの仕方が良い-
道後温泉街からぼっちゃん列車に乗って松山城へ向かいました。城に興味はなかったのですが、ここは城への行き方がとっても良かった!
いわゆるリフトですね。この一本の心もとない棒に命を預けて、開放感たっぷりな空の旅をするのは中々楽しい。雪山リフトとはまた違ったおもしろさがありました。
徳島県 -南はちょっと行きづらい-
香川と愛媛をメインの旅行にしていたため、徳島にはあまり上陸できませんでした。ということで、ほぼ香川といってもいいような場所にあった徳島の観光地ばかりを紹介します。
つまり、香川から行きやすい場所ってことですね!
鳴門海峡の渦潮 -巻き込まれないか?の大迫力-
徳島といえば鳴門。鳴門といえば渦潮。鳴門の渦潮とは、瀬戸内海と太平洋がぶつかるところに現れるグルグルとした潮の渦です。
渦潮の迫力は凄まじかった。舟が巻き込まれるんじゃないかと思う程に。
舟で走っていると、瀬戸内海と太平洋の海の色がしっかりと分かれていることがわかります。境界線はグラデーションにはならず、ハッキリとした一直線が描かれるんですよね。おもしろい。
遊覧船:うずしお観潮船
大歩危・祖谷の蔓橋(かずら橋) -日本一危険な橋-
四国の中央あたりにあるこちらの橋は、日本一危険な橋として有名です。その危険度を知るために、下の写真を見てみてください。
足の踏み場が、足よりも小さく…
踏み場のスキマが、足よりも大きい…
ということで足を入れて遊んでいました。同じ橋をイキガっているヤンキーがめちゃめちゃビビりながら渡っていて、何だか勝ち誇った気持ちになったのは内緒です。
アクセス:大歩危・祖谷観光ナビ【交通アクセス】
小便岩の小便小僧 -日本一危険な小便-
かずら橋のあとで危険続き。日本一危険な小便小僧です。どうして、どうしてそんなところで用を足そうと思ったんだ…!
この小便小僧。山の中で突然現れてしまうため、近づいてきたと思ったらゆっくりとガケを見ながら走るのが良いでしょう。私は一回通り過ぎてしまったような記憶があります。
アクセス:大歩危・祖谷観光ナビ【観る】
次はぜひとも高知へ行きたい!
こうやって思い出しながら記事を書いていると、四国って本当に楽しかったなー!って思います。ぜひとも今度は四国の孤島・高知に上陸してみたい。とりあえずはカツオを食べるところから始めたい。
高知に行ったら更新します。そんでは!