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手足口病など夏の感染症、都が注意喚起- 警報値超過の保健所続出
手足口病などの感染拡大を受け、東京都は、夏に流行する感染症の感染予防のポイントなどをホームページに掲載し、注意を呼び掛けている。都は「手足口病の患者の約94%は、6歳以下の小児」と指摘。家庭で手洗いを習慣づけることや保育所・幼稚園、学校などでの感染予防を求めている。【新井哉】
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先月29日から今月5日までの週は、都内の小児科定点医療機関当たりの手足口病の患者報告数が警報基準値の5.0人を上回る5.87人を記録。都は、警報基準値を超えた保健所は、31保健所のうち15保健所となっていることなどを挙げ、「大きな流行」との認識を示している。
都はホームページで、手足口病について、口の中や手のひら、足の裏などに発疹や水泡ができることや、せきやくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫による感染や、手を介して口や目などの粘膜に入ることによる経口・接触感染といった具体的な感染経路を提示。集団生活ではタオルの共用を避けたり、マスクを着用したりするといった予防方法を挙げている。
また、口内に水泡や潰瘍ができるヘルパンギーナや、発熱や咽頭炎などの症状が出る咽頭結膜熱(プール熱)についても「今後の流行に注意が必要」としている。
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