いろいろな人たちと仕事をしていると,未だに「飲みにケーション」による営業や仕事関係者との「飲みにケーション」って意味があるように思われるんですよね。飲みの席で新しいアイディアが生まれ,「それ,やってみよう」なんてこともあるわけで,こうした宴席が事業を進める際に有効に機能しています。
先ほど確認したら,Ichiro Wada (id:yumejitsugen1) さんの記事に同じような意見が書かれていたので追記します。
大げさに言うと、見えている世界は同じでも、そのことを生んでいる背景は想像してたのとは違うことに気づかされ、ちょっと世界が変わった感じである
飲むことによって相手の本音を知ることができる。「こいつと本当に仕事をしていいのかどうか分かる」なんて言う人も結構いて,でも「最近の若い人は付き合ってくれない」などと嘆く人もいるんです。
しかし、いつの頃からか、若者がいい顔をしなくなったと言います。みんな忙しいからです。ある者は、デートがしたい。他のある者は、家に帰って趣味でプログラミングをしたい。あるいは、好きなバンドのライブに行きたい。もしくは、英会話のレッスンに行きたい。または、残業して自分なりの成果をあげたい。いずれにしろ、毎日毎日、オッサンの飲みに付き合うのでは、やってられないのです。
“飲みにケーション”って、今もアリなの? | BizCOLLEGE <日経BPnet>
そうなのです。毎日,オッサンたちに付き合いたくない,そういう人も確かにいるわけです。そうすると「そうか,では飲みも仕事だ」なんて意見が出てくるわけです。
チームメンバーと飲む時には、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?ポイントは、以下の3つです。
(1) 回数は、プロジェクトの打ち上げや期の終わりなど、年数回程度にとどめておく。
(2) プライベートな飲みと混同しない。
(3)自分なりの「仕事としての課題」を持って臨む。
“飲みにケーション”って、今もアリなの? | BizCOLLEGE <日経BPnet>
でも,こうなってくると「別に酒飲んでやる必要ないよね」と思うのは私だけでしょうか?「仕事としての課題」を持って臨む飲み会…。とても楽しく飲めそうにありません。
酒を飲むのはプライベートであろうとなかろうと楽しいからで,プライベートだから愚痴っても良いと言われても,聞いている方は面白くないし,結局飲んでくれる人はいなくなると思うんですよね。
だから以下のような意見が当然のように出てくるわけです。
上司と1対1で飲むのは、あまり気が進みません。職場でずっと一緒にいるのに、アフターファイブまで話をするのは気が重いです。新人の頃は、よく上司と飲みに行きました。職場に早くとけ込みたかったですし、仕事のことや、職場のことで日中は聞きにくいようなこともたくさんありましたから。
でも、何軒も連れまわされ、長時間拘束されるのは嫌でしたね。それに、話が自慢話と説教になっていくのはつらかったです。それが続くので、あまり行きたくなくなりました。
職場の飲み会も、気が進みません。やはり、気を使いますし、話題に困りますから。話題に困りますし。飲むのだったら、気の合う仲間と気楽に飲みたいです。
飲みニケーションなんて言葉を使う時点で、マネジメントがあまり上手ではない気がします。マネジメントがきちんとできる上司は、就業時間内にきちんとコミュニケーションができるのではないでしょうか。
上司VS部下:第18回 飲みニケーションはすべきなのか? | BizCOLLEGE <日経BPnet>
これは上司と部下という特殊な関係でなくても成り立つもので,話が面白く無い人っていて,いつも同じ話,愚痴,昔の栄光を永遠に話されても面白くはありませんよね。それはプライベートでも同じでしょう。
そういう意味では,一緒に飲むと楽しいという人になることが大切であり,「飲みにケーション」ってあくまでもコミュニケーションのツールでしかないんですよね。普段の仕事の時には話すことができないこと,例えばこれから自分がやりたいことなどを披露する。そんな場であり,気楽に楽しく飲める場であれば,「飲みにケーション」って意味があると思うのですが。
また誘う側としては若い人にお金を払わせないという気概は必要だと思いますよ。誘われるたびに4000円~5000円お金が無くなるのは若い人にとっては致命的です。
職場の飲み会、2人に1人が「嫌だなぁ」 | BizCOLLEGE <日経BPnet>
「飲みにケーション」に意味があるかどうかは一方的に決められるものではなくて,相手もそれに意味があると思えるかどうかが重要です。「飲みにケーション」の重要性を声高に叫ぶのであれば,相手にも「飲みにケーション」が良かったと思えるようにしていかないと若者の参加率が悪いと嘆いていても仕方がないです。後,お金はしっかりと払ってあげましょうね。