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こんちは。ライターのチルドです。
先日、車のフロントガラスとワイパーのすきまに黄色い紙が挟まれていました。
「マジでか!?」
思わず口をついたのは、そんなボキャブラリーが欠落したありきたりな言葉でした。これが世に言うイエローチケットの悲劇です。
そのチケットは、どこをどう読んでも駐車違反の切符にまちがいありませんでした…。
12分間の悲劇
僕が借りている車の駐車場は、自宅から歩いて5分くらいの場所にあるんですね。ふだんはそこに停めているので大丈夫なのですが、その日は着替えてスグに出かける予定があったので、自宅のまえに停めて、服を着替えに上がっていたんですよ。
時間は正確に覚えていて、ジャスト12分でした。違反切符に刻印された時間を見ると、僕が車を停めた瞬間から計測されていたようです。
金額は1万5000円。
僕のマンションの前は、交差点が近い駐車違反区域なので、その金額になるとのことでした。
もちろん、駐車違反だと知っていて車を停めたのですから、120パーセント悪いのは僕です。それは否定しませんし、罰金も滞りなく納めました。
本当に大切な2つのこと
これから、すごく大事なことを書きます。僕はこれを知らなかったので、免許の点数を減点されてしまいました。
- 罰金を警察へ払いに行った場合
罰金を用意して警察へ行くと、「本当にあなたが停めたの?」という質問を最低でも3回はされます。そして駐車違反の減点を受けたのち、罰金の振り込み用紙を渡されます。お金を振り込んだら完了します。
- 違反きっぷを丸めて捨てた場合
しばらくすると車の持ち主へ罰金の振り込み用紙が送られてきます。お金を振り込んだら完了です。
つまり、警察へお金を持っていくと「罰金+免許減点」になり、違反切符を丸めて捨てると「罰金のみで減点ナシ」となるのです!!!
これはもう豆知識なんてレベルじゃありません。車を運転するひとは絶対に覚えておいてくださいね。
罰金刑の比重
僕が交通違反などの罰金について、いつも感じるのは金額の重みです。
たとえば、1ヶ月の手取りが15万円の人と、100万円のひとがいたとします。
そこで課せられた罰金が1万5000円だとすると、月収15万円の人にとっては、収入のじつに10パーセントに上ります。いっぽうで100万円のひとでは、わずか1.5パーセントです。はっきり言って痛くも痒くもありません。
つまり、同じ違反なのに貧乏人の方がより大きな罰を受けてしまうのです!
こんな不平等な罰金なら、無い方がマシだと思いませんか?
最後に
僕だって、罰金が2250円ならこんな話はしませんよ。「おう、悪かったな。金は払っとくよ」くらいまでカジュアルになれるでしょう。
むしろ、切符をはる人たちに憐れみすら覚えるかもしれません。自転車でコソコソと町を見回り、黄色い紙をはりつけるお仕事。
貼ってるところを車の持ち主に見つからないよう、足早に現場を立ち去るとき、その胸に去来するのは何なのでしょう。
達成感ですかね。
いやはや、お勤めご苦労さまです。
駐車違反の切符をもらいましたよっ…という話題でした。
んじゃ、またね。