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イラン核協議 大詰めの交渉続く7月12日 20時42分
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イランの核開発問題の解決を目指し、オーストリアのウィーンで続けられている欧米など6か国とイランの協議は、期限が13日に迫るなか、外相などによる会合を重ね、大詰めの交渉を続けています。
ウィーンで続く欧米など関係6か国とイランの協議は、交渉期限を3回にわたり延長し、13日が新たな期限となっています。
交渉は2週間以上続いており、11日には、フランスのファビウス外相が「判断材料は出そろった。決断するときが来た」と述べたあと、関係国の外相たちは深夜まで会合を重ねました。
また、ロシアの国営通信社などはいったん交渉の場から離れていたラブロフ外相が12日、ウィーンに戻る計画があると伝え、最終合意に踏み切るのかどうか、12日中にも今後の方向性を関係国が決断する可能性も出てきています。
ただ、交渉では、イランへの武器輸出を禁じる国連の制裁措置の解除などで隔たりが残っているとみられ、アメリカのケリー国務長官は12日、報道陣に「いくつか難しい問題も残っているが、希望は持っている」と述べました。
一方、イランの首都テヘランでは核開発など国政の実権を掌握する最高指導者ハメネイ師が11日、演説し、「傲慢な国々に対して、われわれは闘いを続けていく」と述べ、アメリカなどをけん制しました。
2002年に発覚した核開発問題を巡る交渉は、重大な局面を迎えていますが、最終合意にこぎ着けられるかは予断を許さず、大詰めの交渉が続いています。
交渉は2週間以上続いており、11日には、フランスのファビウス外相が「判断材料は出そろった。決断するときが来た」と述べたあと、関係国の外相たちは深夜まで会合を重ねました。
また、ロシアの国営通信社などはいったん交渉の場から離れていたラブロフ外相が12日、ウィーンに戻る計画があると伝え、最終合意に踏み切るのかどうか、12日中にも今後の方向性を関係国が決断する可能性も出てきています。
ただ、交渉では、イランへの武器輸出を禁じる国連の制裁措置の解除などで隔たりが残っているとみられ、アメリカのケリー国務長官は12日、報道陣に「いくつか難しい問題も残っているが、希望は持っている」と述べました。
一方、イランの首都テヘランでは核開発など国政の実権を掌握する最高指導者ハメネイ師が11日、演説し、「傲慢な国々に対して、われわれは闘いを続けていく」と述べ、アメリカなどをけん制しました。
2002年に発覚した核開発問題を巡る交渉は、重大な局面を迎えていますが、最終合意にこぎ着けられるかは予断を許さず、大詰めの交渉が続いています。