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その3【グレた子供を更正させる方法】
これに関しては前回までの2つと比べるまでも無く、簡単に話は付いてします。
まずは、グレる傾向、メカニズムを解き明かしますが、これを、よく、世間に対する不満や、大人に対する怒りナドナド、カッコイイ理屈もナクはナイとは思いますが、そんな難しい話では無く…暇なだけです。
ココだけです。
これを、こんな事を「親の離婚」や「家庭のドウチャラ」と結び付ける必要はまったくナイし、ソレゾレがソレゾレに髪を染め、眉毛を剃り、目付きを変えたり、アイプチしたり、と、とりあえず暇で目立ちたい人間なわけです。
そして、その事は非常に良い事でしかないと俺自信は思うわけです。
「自己主張の現れでしょうねー」
…等と否定的な言い方をしてしまう、博士的な方がおられたらいけないので、先にブッ飛ばしておきますが、では、なぜ?自己主張の現れがいけないのかい?そして…いけない流れにしてしまうのかね?―と、俺は言いたいわけです。
自己主張なんてものはドンドンしまくれば良く、逆に全員が全員、全く違う新しいタイプの人間を目指しまくれば良いでわないかとしか俺は思えないわけなんです。
その為には、髪の毛を金髪に染め、ピアスを開け、タバコを吸って、と、積極的に新しい事にチャレンジしているのに、なぜソレを褒めようとしないのか、認めようとしないのか、俺にはサッパリ分からないわけです。
【グレた子供を更正させる方法】
それではソレを教えましょう。
それは…認める事です。
とりあえず認めましょう。
不良やヤンキーなどと言われる方々は、それに成るまでの基準や、動機にバラ付きがあるにしても、なった後の傾向としましては、大体決まってはいるわけです。
一般的には目付きを怖くしたり、人に突っ掛かったり、と、基本的には、とにかく反発した態度を取るわけです。
ココを基本と考えて下さい。
そして、この反発という部分を正そうとする人間がほとんどですが、そんなもんはやればやるだけ意味が無く、「反発すんな!」「いーや!反発する!」「反発すんなー!」「反発するんだー!」…と、内容なんてもんはタバコもそうでしょうが、学校で問題を起こしたか、成績が悪くなった程度のどうでも良い話題に、無理に肉付けし、子供に注意をしても意味は無いわけです。
もし仮に子供がタバコを吸っているのを見つけ、ボコボコに殴り、子供が目の前でタバコを吸わなくなったとしても、別の場所で隠れて吸うだけで、一見言うことを聞いた様には見えますが、上からの力なんてもんは、横から逃げていくだけなんです。
そして、具体的なアドバイスとして、大事なポイントなので、これも書いてはおきますが、「更正させているのがバレない様に更正させる」―と、いう事であり、向こうはヤンキーなのですから、とりあえすは「反発します」と、それが基本なわけで、タバコを吸うな!…と、言えば吸うし、酒を飲むな!…と、言えば飲んでしまい、「バイクに乗って!夜中に走り周り!喧嘩なんてするんじゃない!」…と、言えば言う程、同じ事をするだけです。
とにかく「反発したい」…ココをベースに子供の気持ちを受け取り、やり抜いていくしかないわけで、だからといって「タバコを吸え!」というのは、あまりにもバカ丸出しの作戦だとは思われるでしょうが、実はコレが解決法であり、子供の性格に合わせ、強弱の付け方に違いは必要でしょうが、意識としては「タバコを吸え!」「髪の色もう少し派手にした方が良いよ!もっと派手に染め治せ!」など、相手を褒めるというよりも、1度は向こうのフィールドに入り込む感覚で、便乗しながら、部分的にでも触れ合う事が大事であって、1つ前のテーマと重複してしまいますが、とにかく、優しさを見せる事です。
ココに関しちゃそうなのです。
何もかも否定する人間の言う事など、まずは誰も聞かない。そして、表面上は、力関係も含め、聞いている様には思っても実際には聞いていない。
ココは覚えておいておかなければならないわけです。
「これはダメ」
「あれもダメ」
「ダメダメダメで、おまえは全くダメだな~」
…と、言えばいう程、言葉はドンドン駄目になります。
とにかく褒めて。反発が多い時期なんて、誰にでも当たり前にあるのだと、そこは1度は譲ってしまい、懐に入りきって下さい。
そうすれば、少しずつでも、子供は親に対し、心を開き、色々と話、その中で、自分がグレていると思う場所や、治して欲しいと思う部分を、部分、部分で言えばいいだけです。
「生活態度を改めろ!!」…等といった抽象論、ダレが聞きますか。
以上。【グレた子供を更正させる方法】でした。
―が、やはり、少し迷いましたが、これは最後に書いていておきたいわけですが【グレた子供を更正させる方法】…ココに関しては、まず、俺はテーマ自体に納得していないわけです。
理由はグレても良い、と、俺は思っているからです。
理由なんてなく、目立ちたく、自己主張がしたく、そして、そんな気持ちがなぜいけないのか?…俺はソッチの方が気になるわけで、そっちの方に反発書きをしたかったのが正直な気持ちではあったのですが、そんな事はせず、テーマに沿って一応は書きました。
しかし、1番の本音を書くと、やはり「そもそも更正させる必要がない」になるわけであり、人間なんてもんは、見た目や、自分の楽しみ方なんてもんは、人にどうこう言われる必要は全く無いわけだとしか思えないわけです。
俺はそんな人間に対し、どうこうしたがる人間の方を、逆に更正させたくなりますけど、それは大多数の意見では無いと思ったので、アドバイスなんかでは無く、俺個人の意見として、最後に書かせてもらいました。
By/とーよー
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