だんだん夏めいてきて、海水水槽の水温も28℃まで上がるようになりました。 去年は水槽のまわりに濡れた布をたらして扇風機の風をあてて 30℃以下に維持してましたが、今年は沖縄産のイソギンチャクや ギンポがいるので、もう少し低く維持したいところです。 そこで水槽クーラーを買うことにしました。 でも高い。ペルチェ式は冷えないらしいし。 で、ヤフオクで中古のレイシーLX-502NXを落札しました。 12,600円。 LX-502NXは96年頃の製品らしく、製造後13年くらいたっていて それに1万以上もかけることに抵抗がありましたが 新品時は74,000円もする高級品だったのだから、 それほどへたってはいないだろう、との期待で入手しました。 さっそく届きました。 取扱説明書などの付属品はありません。 裏側はそれなりにいってます。 しかし鉄板の中まで腐食が進んでいるわけではなく、大丈夫です。 さすがは高級品。 カバーを取り付けるネジ(4本)は外されてました。 前オーナー氏によると、錆びて外れなくなるので最初から外しておいた、とのこと。 まず試運転してみました。 60cm水槽に水52ℓを入れて、冷却能力を測定してみました。 本当は魔法瓶に入れるべきなのですが、こんなに大きな魔法瓶はないので、 水温と気温の差が小さくて風のない夜に測定しました。 そうすれば特に断熱しなくても外部との熱の出入りは少ないだろう、と考えました。 2回測定して、冷却能力はそれぞれ98kcal/hと90kcal/hでした。 本当はもう何回か測定したいのですが、5/13以降は風が吹いていたので出来ませんでした。 LX-502NXの定格は110kcal/hなので、それぞれ定格に対して89%と82%です。 13年落ちにしては上出来かな? 試運転して気になった点は ・サンゴ砂が出る(前オーナー氏の使い方に何か問題があって砂が入ってしまった?) ・夜は音が気になる(古い冷蔵庫みたいな音。まあ親戚みたいなもんですから) ・熱がこもる(2回目のほうが冷却能力が低かったのは運転時間が長かったせい?) 古いので内部の劣化や漏電なども心配です。 そこであけてみることにしました。 ネジ4本が最初から外されていたので、ホースの付け根の部品を外すだけで カバーが簡単にとれました。 ただし内部の配管がひっかかったので、持ち手を先に外す必要がありました。 これがけっこう苦労しました。 中身です。 さすが高級品。しっかりした作りで、劣化などは特にありません。 鉄板はところどころ錆びてますが、表面だけで進んではいない状況です。 まだまだ使えそう。 配管や電気配線もしっかりしてます。 ポンプはRSD-10-1というものがそのまま使われてます。 パッキンがへたっているようで、少し塩ふいてます。 ファンは掃除しやすいよう、裏側のネジ2本を外すだけで簡単に外せる設計です。 ホコリ少々。 掃除してまわしてみましたが、弱々しいまわりかたです。 熱がこもるわけだ。 ネジが少しきてたので、新品のSUSネジに交換しました。 さて、砂抜き。 水道の蛇口とホースで直結し水を注入しました。 どばっと砂が出て、向きを変えて同じことをするとまた出て。 20回くらい繰り返したでしょうか。 砂がずいぶん出ました。 かなり流れ出たので、この倍くらいは入っていたと思います。 でも、まだ出てきます。
きりがない! 疲れたので今日はこれでおしまい! |
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