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　危険ドラッグを英国から輸入したとして、関東信越厚生局麻薬取締部は４日、ＮＨＫの関連団体「ＮＨＫインターナショナル」国際事業部エグゼクティブプロデューサーで契約嘱託職員の池尾優容疑者（６４）＝横浜市青葉区＝を、医薬品医療機器法（旧薬事法）違反容疑で逮捕したと発表した。池尾容疑者は「自分で使うために輸入した」と容疑を認めているという。

　同部によると、池尾容疑者は６月１０日、液体状の指定薬物（亜硝酸イソプロピル）の入ったガラス瓶８本を英国から航空便で輸入した疑いがある。

　ＮＨＫインターナショナルによると、池尾容疑者は１９７３年にＮＨＫ入局。主に自然科学番組などのプロデューサーを務め、２００６年に退局後、１４年から現団体に勤務している。

　ＮＨＫインターナショナルは「嘱託職員が逮捕されたことは誠に遺憾です。事実関係を把握したうえで厳正に対処します。当局の捜査には全面的に協力していきます」とのコメントを出した。