アイドルマスターに登場する萩原雪歩っていうキャラがいるのでいるのですが、
彼女はアイドルなのに男嫌いで内気でネガティブで「自分には無理」と、すぐ諦めな性格です。
前回の記事の続き
・雪歩からみる人間模様。
ダンスの覚えが人よりも遅く、性格も後ろ向きで最もアイドルの適性がないキャラだと思います。もし近くにいたら非常に気をつかう面倒な子だと思います。
女の集団に放り込んだら激しいイジメに合うタイプですが、登場する他のキャラクターが寛容で優しいので、折れやすい雪歩でもやっていけます。
伊織という毒舌キャラもいるんですが、この伊織の偉いとこは毒舌を吐く相手をちゃんと選んでるとこ。
雪歩のようなメンタルの弱いキャラには毒舌は吐かないのです。
周囲が見離さずに励まし続けることで、応えるように雪歩も成長していきます。
「優しさ」とは何かを学ぶのにアイマスは最適です!
・ライブ直前で弱音を吐く雪歩
アイドルマスター第3話 すべては一歩の勇気から より
アイドル志望なのに男性が苦手な雪歩。
ライブの準備までに何度も悲鳴をあげたり号泣したり散々です。
これから一緒に出演する春香と真の前で「私アイドル向いてない」と漏らします。
弱音を吐くタイミングとしては最悪です。
「雪歩がどの仕事でも一生懸命やってるの知ってるよ!」
「私達も緊張してる!3人で力を合わせてステージを成功させよう!」
と3人で手を取り合い雪歩はステージへ。
・その後大嫌いなイヌを発見して逃走して号泣する雪歩
春香と真がせっかく励ましたのに、大嫌いな犬を発見して即逃走。
プロデューサー(男)が雪歩の後を追いかけます。
雪歩は男も嫌いなのでプロデューサーにも怯えます。
警戒されつつも「犬はオレに任せろ」と優しく諭して雪歩を送り出します。
その後プロデューサーも犬が苦手だということが発覚します。
「犬がキライな雪歩気持ちが分かるから。」
「頑張ってる雪歩を見ていたら犬を克服できる気がした。」
とイケメン発言をします///
プロデューサーはモテるタイプの男です!
・ダンスについていけなくて自分だけライブを辞退すると言い出す雪歩
アイドルマスター第11話 期待、不安、そして予兆 より
ダンスの振付が難易度が高くてついていけない雪歩と弥生。
「これ以上みんなに迷惑を掛けられない」「何度やってもだめ」と辞退しようとします。
その発言後に貴音さんに「技術以前に覚悟が足りない」と諭され、雪歩はまた号泣します。
真「焦らずいこうよ」弥生「私も頑張るから」。
それらの言葉を聞いた雪穂は「ごめんさなさい。私絶対に弱音は言いません」と立ち上がります。
・雪歩、成長する。
それ以降、雪歩は弱音を吐かなくなりました。雪歩は成長したのです。
その後アイドルの仕事を順調にこなしていきます。感動的です。
雪歩が逞しくなれたのは、周囲のキャラの激励のお蔭でしょう。
・どこにでもいる「雪歩タイプの人」
アニメのキャラ付けとして雪歩の性格は極端に描かれてますが、現実世界で一番いるタイプの人だと思います。
自虐的で後ろ向きで面倒くさく気を遣う雪歩のような人は沢山います。
か弱き彼ら彼女らが上手くやっていくのには周囲の寛容な精神とポジティブな言葉が必要なのだと思います。雪歩の周りの他のアイドル達のように。
また「我こそは雪歩タイプ」だという人も雪歩を見て、いかに周りに気を遣わせてるかを勉強すると良いですね。
出来ない、向いてないといった能力的なことよりも、
自分を陥れる罪悪感のほうが面倒臭いのです。
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- アーティスト: 765PRO ALLSTARS,四条貴音(原由実),菊地真(平田宏美),双海真美(下田麻美),萩原雪歩(浅倉杏美),双海亜美(下田麻美),天海春香(中村繪里子),我那覇響(沼倉愛美),如月千早(今井麻美),水瀬伊織(釘宮理恵),星井美希(長谷川明子)
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