読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ピピピピピがブログを書きますよ。

運動もせず、ヘタレ顔でキーボードに手を置くピピピピピがブログを書く。野人の如き豪快さが欲しいね。

ベテランの非モテに努力論をぶつけてはならない。ダックスフンドに二足歩行させるぐらい不憫な事だから

スポンサードリンク

世の中には、努力ではどうにもならない人々がいるんだ

 僕は一時期、お笑いとか役者の道を目指していた事もあって、種々雑多な人と出会った。
 そこで分かったのは、全財産を投げ打って男磨きに走ったのに、一向に恋人が出来ない人がいるって事だ。
 マトモに受け答えも出来、毎日シャワーを浴び、きちんと仕事もこなす。
 なのに彼と出会う女子たちは、「ヒェ……」と恐慌状態に陥る。
 タランチュラを見たかのように青ざめるのだ。
 直前に洗顔をして、一世一代のお洒落をしたのにこうした反応を引き出してしまう。
 つまり、生理的に受け付けないって事である。
 彼はお世辞でも悪くないね、と口に出来ない見た目ではあるけれど、笑顔の似合う良い奴だ。
 ナメクジみたいなジメジメしたオーラは放っちゃいない。
 でも、これは男子目線の評価だ。
 女子のフィルターを通してみると、とうてい耐えられたものじゃないのかもしれない。
 僕は以前、ソフトキャバクラの女子と付き合っていた事がある。
 その子が、「一日中ベタベタしてたぐらい好きだった相手でも、何かの拍子に嫌になっちゃうと、指一本触れられるだけで鳥肌立つんだよねー」と言っていた。
 きっとこうした、女子特有のメカニズムが働いているんじゃないか?
 長いこと非モテの人ってのは、女子を寄せ付けないレーザーのようなものを全身から放っているのだろう。
 非モテが現れる、きっとこの時点で既に、女子の脳内では緊急警報が鳴り響いている。

f:id:buzama-www:20150711024939j:plain

非モテは人知を越えた病のようなものなのだろう

 知り合いの非モテは数打ちゃ当たるを掲げて、絨毯爆撃的に突っ込んでバッキューンって音を立てて爆発した。
 昔、初対面の女子と仲良くなる用のトークスクリプトと切り返し集を作成して、片端から声を掛けさせた事があったんだけど、日本中の女子を戦慄させただけだった。
 さすがにナンパは無理があったかと思ったから、女子のいる飲み会に呼んでも結果は同じ。
 その場にいる女子が震え出して、生ビールが波打つほどだった。

般若のお面とか、ピエロを見てるとすぅっと血の気が引く事ってあるよね

 非モテはそれらと同じような恐怖を生み出す何かを持っているのでは?
 岩石に丸い点が三つあるだけで、「うわぁ……人面石だ」と怖がる人も多い。
「なぜ恐れる必要があるの」と聞けば、「なんとなく怖いじゃん」って答えるだろう。
 って事は、無条件で嫌われる男子がいたっておかしい話じゃない。
 だから、こうした非モテに希望だけを注ぎ込むと哀れな結果を生んでしまう。
 天に呪われているのか、深い業を背負っているのか、呪縛されているのかは不明だが。
 もはや僕らがどうこう出来る問題じゃないのでは?

 神の力が働いている。人間の手には負えない。

 

セックス格差社会 (宝島SUGOI文庫)

セックス格差社会 (宝島SUGOI文庫)

 

 

ルポ 中年童貞 (幻冬舎新書)

ルポ 中年童貞 (幻冬舎新書)