ひきにくのブログですよ

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ? 言うよ!


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先日、zzくんが書いたブログはとても良かった。
やはりあのくらい本音がぶちまけられていた方が読む側としては楽しめる。

あの現場に僕は偶然居合わせた。
また、zzくんはピグ友だし、寄席で司会をし合う仲でもある。
だから、僕なりにフォローというか別視点でのナニカシラを書いてみたいと思う。
こういう話は書く側としてはデメリットも多く、「ひきにくは怒りっぽい」的なレッテルも貼られるのかもしれない。
だが、あまりお利口さんで居てもな、という気持ちもあるので書き進めてみよう。



まず、当事者のH氏とはいったいどういった人物なのか。
ピグ寄席の常連であれば説明不要かもしれないが、ひきにく視点での印象を書いておこう。

H氏は、良く言えば個性的な、悪く言えば空気の読めないアホキャラで、ここひと月くらいですっかり夜のピグ寄席では有名な人物になった。
見た目はなんともチャラく薄っぺらい印象を与えるが、中身も薄っぺらいのが特徴である。
本人から直接確認を取ったのだが、年齢は40歳を超えているとのこと。
年齢を知ってから氏を見ると、なおさら薄っぺらく見えるのは仕方の無いことだろう。

H氏が常連と言えるくらいには馴染んだ頃、氏について「鬱陶しいけど嫌いという訳ではない」と公言していた僕だが、最近ではあまりの成長の無さと空気の読めなさにイラつき、正直に言って嫌いな人物となっている。
今では、司会を始めた直後にH氏が空き座布団に座ったりすると、「Hを避けてこの部屋選んだのに来てしまった・・・」と堂々と伝えるまでになっている。
それでもH氏は意に介することもなく、平然とそのまま座っているのだから大したものである。



さて、事のあらましはzzくんのブログで確認してもらうとして、僕がzzくんの行動をどのように感じているかというと「基本的に同意」の一言に尽きる。
zzくんは殊勝にも「逆ギレなので全面的にこちらが悪い」と書いているが、あの状況は僕でもキレる(司会席を降りはしないと思うが、そういう手もあるのか、と感心した)。

そもそも、僕が司会をする時は回答者のタイプをいくつかに分類して把握しているのだが、以下にそれを書き出してみよう。

① 面白くてマナーの良い回答者
② まだそこまで面白いとは言えないがマナーの良い回答者
③ 面白いがマナーの悪い回答者
④ 面白くないしマナーも悪い回答者


大別してこの4種類だ。
そして、上から順に歓迎したい回答者となる。

①について異論は無いだろう。
どんな司会者だって、場を盛り上げてくれる面白い回答者を望む。
なお、「面白さ」の捉え方には個人差がある訳だが、面倒なのでこのエントリーでそこを論ずるつもりは無い。
「笑いを取れる人=面白い人」くらいの認識で話を進めさせて頂く。

②と③の順位は司会者によって変わるのかもしれない。
僕は断然マナーの良い人の方が好きで、面白くても場を乱すようなタイプは歓迎しない。
そうは言っても、僕が一緒に大喜利をやる人のほとんどが①②に該当し、③のタイプはそもそも数が少ない。

そして④だが、まったくもってありがたくない回答者で、こういう人がいると一気に司会を辞めたくなる。
問題のH氏のことは④に分類している。



では、H氏のどの辺りが④に当てはまるのだろうか?

まず、とにかくボケがスベる。ウケない。
発想が安直だし、古すぎて知名度の低い固有名詞をバンバン使う。
さらに、その固有名詞(人名など)を正確に書かない。漢字の名前であっても平気で平仮名で発表したりする。
それを指摘しても「伝わるんやからええやろw」といった調子だ。
つまり、面白くはなりたいのだろうけど、笑いに対して真摯と言えない。

また、回答時や挙手時のアクションが激しく鬱陶しい。
指名されようと派手に手を振り回したり、指名されたらされたで複数回おじぎをしてから回答したり、いちいち大袈裟なのである。
これは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の心理で、そもそもH氏に好意を持っていないからなおさら不愉快なのかもしれない。
司会をした経験が少ないと気付きにくいことなのかもしれないが、派手な挙手アピールや余計なアクションというのはなかなか鬱陶しい。
周囲を見れば自分のアクションが他の人と違い、浮いていることに気付けそうなものだが難しいようだ。

そして、zzくんが被害に遭ったように司会に対して失礼極まりない。
僕も一度ツッコミに対して不満を言われたことがある。

実は以前、深夜の人がほとんどいない寄席エリアで、僕や他の常連さん数人でマナーのなっていないH氏に注意をしたことがある。
司会をしない人が、簡単に人に司会を頼むものではない。なぜなら司会をやるというのは大変な労力だからだ。
アクションが激しいのは鬱陶しいものだ。控えめにしなさい。
じっくりとこういった話をしたことがあるのだ。
自分で言うのも口幅ったいが、今のままの態度では嫌われるよ、という親心のような気持ちからだ。
その時はH氏も「なるほどな」と分かったような返事をしていた。

ところが、次の日にはすっかり忘れているのである。
「やろ!やろ!」と座布団に座って司会を促し、「そんなに言うならお前がやってみ」と言われれば「俺がやってもつまらないし」とチャレンジもしない。
H氏がいるからと、部屋を変えて司会を始めれば「こっちでやってるやんww」とアホ面で移動してきて、座布団に座る。
そして鬱陶しいアクションで挙手を繰り返し、ツッコミが気に食わなければ司会に不平不満を言う。
かつて注意を促した僕に対しても「ひきにく司会やってよ」と平気で言う。


・・・皆さんはこういった中年男性をどう思うだろう?
僕の場合は、もはやH氏が何を言おうが笑えない。
不快でしかないH氏がどんなボケを言おうと「wwwww」と出す気になれないのである。

「笑う」「楽しい」という感情はストレートだが意外と複雑で、一度苦手になった相手が面白いことを言ってもその感情がうまく働かない。
だから、あくまで僕とH氏という関係だけで言えば、H氏が名前も見た目もキレイサッパリ変えないことにはこの「こじれ」は解決しないような気がする。
あくまで予想ではあるが、zzくんにしても同じ気持ちではないだろうか。




H氏ついでに、他にも苦手な人がいるので書いてみたい。

この人は女性のピグで、名前を仮にSさんとしよう。
僕が司会をしている時に最前列の客席に立っていることが多く、回答が終わっても座ることはないマナーの悪い人だ。
その回答はあまり面白くなく、ウケることは少ない。
また、顔文字を多用するのでそういう意味で個性的というか、浮いている(しかも読みづらい・認識しづらい謎の顔文字)。

それだけならまだ良いのだが、Sさんは司会いじりをやたらとしたがる。
「ひきにくさんが○○した」といった具合のボケを毎度繰り出してくる。
これ系のボケは大抵スベるし、それに巻き込まれた感もするので僕は非常に苦手だ。

だから一度、「司会いじり止めてもらえます?」と言ってみたところ、何と「いけないの?」と返された。
まさかそう返されるとは思わず焦ったが、「いけない訳ではないですが、嫌だから止めてもらいたいという話です」と言った。
普通の人であれば、こう司会に言われれば止めると思うのだが、Sさんには通じなかった。その後も何度もいじられる。
Sさんは「いけない?」と聞き返したが、人が嫌だと言ってることを続けるのはこの人にとって「いけない行為」ではないのだろうか?

この人が客席にいるだけで溜息が出るので、トークでしっかり拒否の意志を伝えようと思っているのだが、Sさんと会話すると考えただけで気が重くなり実践できていない。



もう一人、この人も女性ピグだ。仮にNさんとでもしよう。

先日、檀上の座布団が埋まり、司会席だけが空いている状況があった。
僕は司会席にもっとも近い一番左の座布団に座って、寄席が始まるのを待っていた。
するとNさんが檀上に上がり、司会席に座った。「おっ、始まるのか?」と思ったのだが、Nさんは司会を始めない。
はて・・・と思っていると、Nさんは立ち上がって僕の横に立ち「司会席温めておきました」と言ったのだ。

これが普段よく話す人だったり、よく一緒に寄席をやる人に言われたのであれば「では一丁やりますか」となったかもしれない。
実際そのように頼まれてスタートすることもよくある。
だが、Nさんのことはよく知らないし話したこともない。お題の準備もなかった。
そして直感が「この人キモイ」と言っている。
だから「いや、いいです」と司会を断らせてもらった。
客席にいた一夜漬さんが「そりゃそう言うわな」と言ってくれてありがたかった。

すると僕の司会を諦めたのか、Nさんがそのまま司会を始めてくれた。
そこまでは良かったのだが、お題に僕が挙手をしていた時のことだ。
順番的に次に指されるのは僕かな、というタイミングでNさんが「ひきにくは却下ね」と言いだしたのである。
明らかに先ほど司会を拒否したことへの当て付けである。

「・・・何なんだろう、この性格の悪い人は?」と思い、僕は挙手を止めた。
すると少しの間の後でNさんが「冗談冗談w」と言いだし、僕を指名した。
部屋はなんだか妙な空気になっているし、こんな空気でボケを言ったところでウケないだろう。何より、こんな人の司会でボケたくない。
僕はその日2度目の「いや、いいです」を言い残し、客席を降りてしまった。
それを見たNさんは「ガーン!」というアクションや泣くアクションを繰り返している。
イライラ・・・!なんて面倒な人なんだ・・・!!
ここでも一夜漬さんが「そりゃそう言うわな」とフォローをしてくれた。本当にありがとうございます。

その後「ひきにくがすねた!」みたいな声が出ていたが、すねたとは違う。
単にNさんのことが不快になっただけである。
僕はどんな人かを知りたい時にその人のブログを参考にすることがよくあるが、Nさんのブログはトイプードルの写真がいっぱいのブログであった。
何というかアレだ。やっぱアレだよね~。



まとめ。
ここ1~2ヶ月くらいの僕の傾向で言えば、苦手な人が檀上に座っている状況で司会を始めることは無い。
「好きな人5人・苦手な人1人」でもやりたくない。
※僕の苦手な人が誰か知りたい方は個別に聞いてもらえれば教えます。
ただ、「だよね」としか言えない平凡な好みかと思われます。

逆に言えば、僕が積極的に「よしやるかー!」と司会を始める場合、その時座っている人たちのことは好きなのだ。
そういった人たちから「司会やってくれー」と言われれば今まで通り喜んでやりたい。
時間とお題の都合が付けばどんどんやるので、どんどん頼んでもらいたい。

マナーの悪い方、悪い意味で浮いている方。司会はそういう人を苦手にしているケースが多い。
その司会者で寄席を楽しみたいのであれば、色々と改めた方が良いと思われる。



こちらからは以上!
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