国会で安全保障関連法案の審議がヤマ場を迎える中、鹿児島市では12日、法案採決に反対する集会が開かれました。反対集会は、かごしま九条の会や県護憲平和フォーラムなどの市民団体が先月30日に発足させた「ストップ戦争法!かごしまの会」が開いたもので、主催者によりますと、およそ2500人が参加しました。集団的自衛権の限定的な行使などを柱とする安全保障関連法案について、与党は早ければ16日にも衆議院を通過させたい意向ですが、参加者は「日本を戦争する国へと変えてしまう」などとして法案への反対を訴えました。集会のあと参加者らは法案反対を訴えながら天文館をパレードしました。