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マンションの固定資産税42年過徴収7月10日 15時55分
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神奈川県伊勢原市がマンションの600戸分の固定資産税などを40年余りにわたって多く徴収するミスがあったことが分かり、利息分も含めて合わせておよそ1億5000万円を返還することになりました。
徴収ミスがあったのは伊勢原市内にある分譲マンションの600戸にかかる固定資産税と都市計画税です。伊勢原市によりますとこのマンションが分譲された昭和48年当時、本来、課税の対象ではないバルコニーの面積を誤って対象に含めてしまい、その後、42年間にわたって固定資産税などを多く徴収していたということです。
マンションの所有者からの指摘でミスが明らかになり、多く徴収した額は1戸当たりおよそ18万円、総額で1億1000万円余りに上るということです。市は今後、マンションの所有者に謝罪するとともに、利息分も含めて合わせて1億5000万円を返還することにしています。
伊勢原市の宍戸晴一副市長は「市民にご迷惑をおかけしただけでなく行政への信頼を損ねることになり、申し訳なく思っています」と話しています。
マンションの所有者からの指摘でミスが明らかになり、多く徴収した額は1戸当たりおよそ18万円、総額で1億1000万円余りに上るということです。市は今後、マンションの所有者に謝罪するとともに、利息分も含めて合わせて1億5000万円を返還することにしています。
伊勢原市の宍戸晴一副市長は「市民にご迷惑をおかけしただけでなく行政への信頼を損ねることになり、申し訳なく思っています」と話しています。