蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】西武・秋山の30戦連続安打 歴代4位 高橋慶彦の日本記録にM32015年7月12日 紙面から ◇日本ハム8−7西武日本ハムが3連勝。3回に近藤の3ランで1点差に迫り、4回は単打4本で3点を奪って逆転。有原は5四死球を出し2イニング5失点で降板したが、救援7投手で反撃をかわし、増井は自己最多の24セーブ目。西武は十亀が誤算で今季3度目の3連敗。 ◇ レオのヒットマンがついに大台に達した。4回2死。2打席連続四球で迎えた第3打席だ。西武・秋山は見送ればボールになる6球目、内角低めのカーブを捉えた。三遊間の深い位置への内野安打。「空振り、三振をしないようにやっている。必死に食らいついただけ」。過去6人しかいない30試合連続安打をマークして歴代4位タイとなっても、試合後は淡々と振り返るだけだった。 二刀流でならした阪急・野口二郎の31試合は1リーグ時代の記録のため、パ・リーグでは同・長池徳二の32試合に次ぐ2位タイ。広島・高橋慶彦が79年につくった33試合のプロ野球記録にはあと3とした。この日の秋山は残りの2打席も安打を連ね、今季19度目の1試合3安打以上をマーク。全5打席に出塁し1番打者として最高の結果を残したが、チームは1点差で逆転負けし、表情はさえない。「役割を果たしたといってもチームが負けている」。3連敗にうつむいた。 ヒットが止まる気配はない。試合前のことだ。「札幌では2割ぐらいしか打っていないんですよ」と口にした。昨季までのプロ4年間での札幌ドームでは打率2割。いわば鬼門の球場だったが、今季は4割7分4厘と打ちまくっている。 大記録に向け、何かと騒がしい周囲をよそに、本人は自分を見失わない。「こういう(5打席出塁)仕事を続けていれば点につながる。5打席全て四球で記録が途切れてもチームが勝てばいい」と言い切った。ぶれない心を持つ安打製造機の勢いはノンストップだ。 (山田孝人) PR情報
|