大塚ホールディングス(HD)は11日、統合失調症などの治療薬「レキサルティ」が米国で承認されたと発表した。8月に発売する。4月に米国で特許が切れた統合失調症の大型薬「エビリファイ」の後継品という位置づけで、デンマークの新薬メーカー、ルンドベックと共同で拡販する。
エビリファイは大塚HDの売上高の約4割を占める。特許切れを受けて、すでに後発薬が承認されており、収益減は避けられない見通しだ。レキサルティを拡販することで業績の落ち込みを防ぐ。
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