ガルパン:人気アニメキャラが海の緊急通報「118番」をPR 茨城・大洗

2015年07月11日

ガルパンのキャラクターの等身大パネルを撮影するファンたち=茨城県大洗町の大洗港で2015年7月11日、米田堅持撮影
ガルパンのキャラクターの等身大パネルを撮影するファンたち=茨城県大洗町の大洗港で2015年7月11日、米田堅持撮影
巡視船「あかぎ」の前に置かれたガルパンの西住みほ(左)と角谷杏の等身大パネル=大洗港で2015年7月11日、米田堅持撮影
巡視船「あかぎ」の前に置かれたガルパンの西住みほ(左)と角谷杏の等身大パネル=大洗港で2015年7月11日、米田堅持撮影

 茨城海上保安部は11日、茨城県大洗町の大洗港で、同町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)のキャラクターの等身大パネルやリーフレットを使い、海の緊急通報用ダイヤル「118番」をPRした。

 7月1〜31日の「海の月間」に合わせて行われたもので、1年近い準備期間を経て、大洗港を管轄している茨城海保所属の小型巡視船「あかぎ」(195トン)とのコラボが実現した。ガルパンに登場する西住みほと角谷杏が「あかぎ」の乗組員となったという設定で、西住みほは海保の2種制服乙、角谷杏は4種制服を着用し、階級はともに海保のマスコットキャラクターの「うみまる」の妹「うーみん」と同じ三等海上保安正となっている。

 ガルパンと巡視船の組み合わせは初めてということもあり、午前中だけでファンら約1000人がリーフレットを求めて並び、「あかぎ」前に置かれた制服姿の等身大パネルの撮影を行っていた。

 茨城海保では「110番や119番に比べて、118番は認知度が今ひとつ。海の事故の救助活動を迅速化するためにも、地元で圧倒的人気を誇るガルパンの力で、118番の認知度をアップさせたい」と、期待を込めた。【米田堅持】

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