今回お買い物に出かけたお店はこちら!
ビックカメラ!!
ミニマリストが長時間モノに囲まれるとどうなるのか?
今回そんなマゾゲーにおともしてくれたミニマリストは、うとさん!
honobono-simple.hatenablog.com
就職活動にくたびれた、一人暮らしの大学院生。
ミニマリズムに目覚め家電を断捨離しようとしたところ、親にドン引きされた好青年。
好きなミニマリストは、はぴらきさんとのこと。
さて、ではまずビックカメラの館内説明から行きましょう。
な…7階まで… ひぃぃっ!!
昼間から蛍光灯が煌々と照る、窓ひとつない館内。
ひっきりなしにかかる音。
壁一面に貼られたド派手な広告。
そして何より、モノ、モノ、モノ。
「ふわあ~ぁ。」
一歩店内に入った瞬間、いきなり大あくびかましました。
果たしてミニマリストの私たちは、生きて帰れるのでしょうか?
無理でした。
疲れておもいっきりお試しコーナーのマッサージ器にどかっと座ってました。
私「あ゛~~背中。そこそこ。いいわ~~~~。」
うとさん「何やってんすか。」
5階にて。
モテコーデでやってきたことも忘れ、マッサージ機に腰かけ、イケメンの前ですっかりオッサンと化した私。
3階のテレビコーナーでやられました。
どこを見ても液晶大画面で一斉に映像が動いているあの空間が、大ダメージでした。
そのため4階は物色する気力が無く素通りし、命からがら5階まで来てこうなりました。
マッサージチェアで目をつむり、視界ごと断捨離。
そっと目を開けると、商品広告。
" 昼、がんばった脚に、 夜、ごほうびマッサージ "
は?
なんなの? その 昼は脚ががんばる前提。
たぶんこの足は社畜だよね。君は何のために働いているんだい?
疲れた足をほぐすしょうもないどっピンクの機械買うために働いているのかい?
違うでしょう?
そんなもん買っても昼になったらまた疲れるだけですよ。
そもそも、
" 昼、ゆっくりすれば、 夜、脚疲れない "
からね?
働きすぎです。
マッサージ機買う暇があったら労働形態と自分の未来を考えなおしましょう。
なんやかんや言いながらひとまず元気を取り戻した私たち。
しかし6階の生活家電にて、またも 生きづらい現代の広告 を見つけます。
" 忙しいお母さんへ "
" 忙しいお父さんへ "
なんでお母さんもお父さんもそんな忙しいの?
「忙しいという字は、心を亡くすと書くんですよ。」 by 高校の先生
心亡くした親とか、子ども困っちゃうよ?
アダルトチルドレン、育っちゃうよ?
変な生活家電買っても、根本的な生活変えないとたいして時間できないから。
暇なお母さんと暇なお父さんになった方が手っ取り早いよ!
うとさん「とれいCさん…もう無理です…帰りましょう…」
私「うん…しんどい…限界… 」
逃げるようにビックカメラをあとにする私たち。
クラクラした蛍光灯に囲まれて気づきませんでしたが、気づけばすっかり日も暮れていました。
嗚呼、古都京都よ、平安の街よ。
をかしきことに想いを馳せる者は減り、気づけばマテリアルワールドで、モノに溢れ皆が生き急いでいること、いみじげなり。
諸行無常です。