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 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設について、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は9日、スタンド部分の工事契約を大成建設と結び、発表した。新国立建設に関する初の契約になる。

 JSCによると、契約金額は一部建設資材の発注などにかかる32億9400万円。財源は、すでに確保した国費(392億円)と13、14年度のスポーツ振興くじの売り上げの5%(109億円)の計501億円から充てる。大成建設は昨年秋に公募型のプロポーザル方式で施工予定者に決まっており、今回は随意契約。